最終更新日:2025/3/7

ステラケミファ(株)【東証プライム市場上場】

  • 正社員
  • 上場企業

業種

  • 化学
  • 薬品

基本情報

本社
大阪府
PHOTO
  • 5年目以内
  • 化学系
  • 技術・研究系

研究者冥利に尽きる環境!1日があっという間に過ぎてしまいます

  • K.F
  • 2018年入社
  • 31歳
  • 近畿大学大学院
  • 総合理工学研究科 物質系工学専攻
  • 研究開発部
  • 全固体電池に用いられる新たな電解質の研究

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 最先端技術に触れる仕事
  • 研究をメインにする仕事
  • 世界を舞台に活躍する仕事
現在の仕事
  • 部署名研究開発部

  • 勤務地大阪府

  • 仕事内容全固体電池に用いられる新たな電解質の研究

現在の仕事内容

現在携わっているのは、全固体電池に用いられる新たな電解質の研究。全固体電池は、電気自動車や電化製品業界を中心に、リチウムイオン電池に代わる新たなエネルギー源として期待が寄せられています。全固体電池と一言でいってもいくつかの種類があり、一部の材料系では実用化が近いと言われています。しかしながら、今まで液体だった部分が全て固体に変わるので、さまざまな課題があり一筋縄では行かないのも事実です。

研究においての今の私の役割は、先輩が合成した材料の評価。電気化学的な測定装置を使ってその材料の特性を測るのですが、固体材料は液体と比べて電気が通りにくく、少しのことではじき出されるデータが全く違ってきます。再現性のないバラバラのデータは何の役にも立ちませんし、前処理の条件設定をきちんと定めてデータの整合性を限りなく高めることが重要になってきます。そのためにはどんな前処理をすべきでどんな器材が必要なのかを検討。リストアップ・購入までの流れを担当し、精度の高い評価ができる設備環境を整えました。トライ&エラーの日々を無駄にしないためにも、これからが正念場だと決意を新たにしています。


少数精鋭だからこその「やりがい」

就職にあたって自分の中で決めていたのは、“少数精鋭体制で、幅広くいろんな経験ができる会社に絞る”ということ。ステラケミファは、研究室時代に一緒だった先輩から本当に働きやすい会社だと聞いていて、会社の規模も私のイメージ通りだったんです。事業内容も私が研究に従事した無機触媒の分野とばっちりと合致しますし、かなり早い段階から自分の中では第1志望に決めていました。

選考まで進んだ会社は10社あまりだったのですが、“面接が楽しい”と心から感じたのは当社だけでした。志望理由や研究テーマを話する際にも面接官の方がざっくばらんな雰囲気をつくってくださり、程良くリラックスして自分の思いを言葉にすることができました。最終面接では逆に私から役員の方に質問する機会があり、ありきたりなことを聞いても面白くないなと、思い切ってプライベートな質問をしてみたんです。役員の方もユーモアたっぷりに笑顔で応えてくださり、面接であることを忘れてしまうくらい楽しい時間でした!「自分にはこの会社しかない」とその瞬間に確信したことを、今でも鮮明に覚えています。


学生のみなさんへ

社会人は結果が常に求められますし、責任も伴う立場です。同じ1日であっても、学生と社会人では過ごしていくうえでの意識が全く違うということを、会社組織の一員となった今改めて感じています。ですから学生の間に、やりたいことに思う存分情熱を注いでほしいです。たとえば研究一つをとってみても、学生時代は、失敗ありきでどんどん色んなことにチャレンジできると思います。自分の進みたい道を明確にするためにも、研究には“ガツガツと貪欲に”くらいの意気込みで取り組んでほしいです。

今後の活動に関しては、「用意周到」 「何事も早め早めに」の2つがキーポイントになると思います。私の場合、人事担当者が学生のどんなところを見ているのか知るために、人材会社のインターンシップに参加しました。キャリアセンターの方に履歴書とエントリーシートを読んでいただき、文面から受けた客観的な印象を聞いたりもしましたね。

学生時代も、多くの方にとっては人生で一度きり。後から「ああしておけば、こうしておけば」と後悔することのないよう、「今」を自分の中でしっかりととらえ、その時に最善と思える行動を取る事をおすすめします。


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