最終更新日:2025/3/7

ステラケミファ(株)【東証プライム市場上場】

  • 正社員
  • 上場企業

業種

  • 化学
  • 薬品

基本情報

本社
大阪府
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  • 10年目以内
  • 化学系
  • 技術・研究系

環境エネルギー問題解決に貢献する材料を創り出す

  • Y.K
  • 2017年入社
  • 33歳
  • 金沢大学大学院
  • 自然科学研究科 物質化学専攻
  • 研究開発部
  • リチウムイオン電池材料の研究開発

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 研究をメインにする仕事
  • 高品質・高性能にこだわる仕事
  • 環境・エコロジーに携わる仕事
現在の仕事
  • 部署名研究開発部

  • 勤務地大阪府

  • 仕事内容リチウムイオン電池材料の研究開発

現在の仕事内容・やりがい

現在は、リチウムイオン電池材料の研究開発に携わっています。主に分析評価を担当しており、ユーザーに当社品を採用してもらえるように開発品の優位性を示すデータを取得したり、様々な分析機器を用いて開発品の化学的性質を調べ、新製品開発にフィードバックしたりしています。1年目は、より説得力のあるデータを取得するため、電池評価技術の改善にも取り組みました。2年目となる今年度は、ポストリチウム電池と呼ばれる次世代電池の材料開発にも取り組んでいます。環境エネルギー問題は、現代社会の抱える大きな課題の一つです。現在、世界各国でCO2排出量を削減すべく、ガソリン車からハイブリッド車や電気自動車へシフトしようとする動きがあります。そして、そのハイブリッド車や電気自動車に搭載されているのが、リチウムイオン電池になります。電気自動車がもっと普及するためには、1回の充電で走れる航続距離の長距離化や、充電時間の短縮、また、バッテリー寿命を延ばすことなどが鍵となっており、電池材料開発は大きな役割を担っています。社会の大きな課題の解決に、自分の仕事が貢献できる可能性があることが、私の大きなやりがいとなっています。


仕事をするうえで心がけていること

研究テーマが与えられ、文献を調査し、実験、考察をして、次の検討をするという研究の進め方は、大学の研究室とあまり変わらないと感じています。ただ実験をして、結果を上司に報告するだけなら誰にでもできます。もちろん、上司に指示されたことをその通りにしっかりやることは大切ですが、なるべく自分自身の頭でも考え、疑問点があれば質問し、納得した上で仕事をするように心がけています。また、自ら積極的に提案もできるよう、日々の実験の中でも、しっかりと現象を観察し、面白い現象を見逃さないように心がけています。また、せっかく面白い現象を見つけても、自分の中に知識がないと、なかなか提案まで結びつかないこともあります。当社研究部では、若手でもセミナーや学会に参加したいと言えば、行かせてもらえることが多いので、そのような機会を積極的に利用し、専門知識の習得に努めています。


学生へのメッセージ

「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」です。自分のことを知り、企業のこともしっかり調べて、どんな会社でどの様に働くことが自分にとって幸せなのか、妥協せずしっかり考えることをお勧めします。自己分析や企業研究のやり方はいろいろな人がいろいろなことを教えてくれるでしょう。しかし最後に決断し、責任を取るのは自分自身です。とても難しいことで、なかなか答えが見つからず、妥協したくなるときもあるかもしれません。でも、いつかは自分の人生について、何を目的としどのように生きたいのか、何歳までに何を達成していたいのか、考えるときは必ずやってくると思います。私は、何歳からでも人は変われるし、新しいことを始めることができると信じていますが、若ければ若いほど可能性が広がっているのも、また事実だと思います。学生の今はチャンスです。面接の対策にもなりますし、後悔しない人生のためにも、自分の仕事や人生について、しっかり考えてみてください。


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