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最終更新日:2025/5/7
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部署名統合生命医科学研究推進室 (2015年12月時点)
仕事内容統合生命医科学研究センターに関わる推進業務
大学時代にお世話になっていた教授がポストドクター時代に理研に在籍しており、その経験から「理研は研究者にとって研究しやすい環境が整っている」と熱く話をしてくださったことが印象に残っていました。私は元々、研究職を志望しており食品関係の業界も視野に入れていたのですが、研究職としてやっていくことに迷いを感じていたこともあり、ならば「最先端の研究を支える環境作り」に携わる仕事はどうかと発想を転換しました。就職活動を進めるうちに、若いうちからチャレンジさせてもらえる理研の組織文化に大きな魅力を感じるようになりましたね。
入所以来、統合生命医科学研究推進室に勤務しています。その名称が示すように、横浜にある「統合生命医科学研究センター」の活動をサポートする部署で、予算要求や予算執行状況管理、広報、イベント運営など幅広い業務を行います。イベントも多種多様。センターの成果を一般に紹介するための年1回の「シンポジウム」では、講演してくださる研究者との打ち合わせ、会場の手配、告知、当日の運営を推進室が担います。他にも、センター内の研究室間の連携・親睦のために合宿形式で行う「リトリート」、米国の研究者との交流を行う「ワークショップ」などの運営も担当。仕事柄、人への依頼も多いのですが、丸投げではなく自分の考えを持った上で事前に準備しお願いするように心がけています。
シンポジウムやワークショップでは人との出会いがあり、それぞれが思い出です。とは言え、推進室の仕事は華々しい場面よりも、地道な積み重ねで間違いのない結果を出すことがメインです。「統合生命医科学研究センター」は国からの委託研究事業の中核機関としても役割を担っており、運営費交付金とは別に大型の外部資金の運用も行っているため、とくに年度末の予算の締めが大仕事です。効率的な予算執行を心がけ、センター内の外部資金の管理担当者と協力して予算執行の進捗を細かく確認していきます。研究が効果的に行えるよう予算をいかに活用すべきか、試行錯誤の連続ですね。年度末をうまく締めくくれたときは、大きな達成感があります。
私が所属する部署は研究者から直接話を聞く機会も多く、自分の努力が研究に役立っていると実感できます。予算内での調整が滞りなくできて研究者の先生からお礼を言われたときは、本当に嬉しいですね。専門的な科学の知識も先生方がとてもわかりやすく教えてくださいますし、冗談や世間話も挟んでくれますので、楽しさも倍増です。一方、部署内の雰囲気も良好です。上司に対しても自分の意見を気兼ねなく伝えることできる。新入職員のなかには引っ込み思案な人もいますが、先輩たちのほうから「最近どう、何か困っていることはない?」と声をかけてくれるので、自然と馴染んでいけます。
私が勤務している横浜の拠点には、「統合生命医科学研究センター」のほか、「環境資源科学研究センター」「ライフサイエンス技術基盤研究センター」があり、理研のなかでも生物系の研究が集中しています。私は大学院で植物の研究をしていましたが、それに近い分野の研究室もあります。そういう個人的な興味も満足できますし、まったく違う分野の研究にも触れることができます。一方、自分が携わる職務内容についていえば、理研は、ジョブローテーションにより企画系・経理系・人事系とさまざまな仕事を経験できます。自分の新しい可能性を見出すチャンスも多い。幅広い視野でキャリアアップしたい人には、格好のフィールドといえるでしょう。