最終更新日:2025/5/8

国立研究開発法人理化学研究所

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 公益・特殊・独立行政法人

基本情報

本社
埼玉県
PHOTO
  • 11年目以上
  • 教育学部
  • 事務・管理系

部署を異動するたびに得られる経験、広がる人脈

  • 横尾 知子
  • 2008年入所
  • 横浜事業所 研究支援部 人事課
  • 横浜地区で活動する研究センターの人事業務

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 多くの人と接する仕事
  • 最先端技術に触れる仕事
  • チームワークを活かす仕事
現在の仕事
  • 部署名横浜事業所 研究支援部 人事課

  • 仕事内容横浜地区で活動する研究センターの人事業務

学生時代、どのような観点で就職活動をしていましたか。また、理研への入所の決め手はどのような所ですか。

就職活動で重視したのは「自分がファンになれる組織」です。好感の持てる商品やサービスを提供していると感じた企業の説明会に参加しました。メーカー、鉄道、銀行と幅広い業種の企業をあたりましたが、なかなか志望する業界や業務内容を絞り切れず迷いました。そんな折に、大学で開催された合同就職説明会にブースを出していた理研と出会いました。その時たまたまいらしていたのが、私が所属していたサークルの大先輩で、不思議な縁を感じましたね。その方から、事務系総合職についてじっくりと話を伺うことができ、特にジョブローテーションでさまざまな業務を経験できる点に魅力を感じました。


入所から現在までにどんな部署で、どんな業務を経験しましたか。

2008年4月に入所し、2011年3月までは和光事業所の基礎基盤研究推進部企画課で、理研と他機関との連携業務や広報業務に携わりました。新人だったので覚えなければならないことがたくさんありましたが、研究者との距離が近く、いろいろな話を聞かせていただけて、毎日が新鮮でしたね。2011年4月から2013年8月までは、播磨事業所の経理課で、物品の調達業務(入札、契約、検収)を担当。研究成果のプレスリリース等で、自身が契約に携わった機器が関係していたと知ると、嬉しく感じたのを覚えています。2013年9月に和光事業所へ戻り、2015年4月まで社会知創成事業イノベーション推進室で、産業界との融合的連携研究制度の事務局を務めました。理研の研究成果を実用化につなげるためのプログラムで、民間企業とのやりとりが多く、理研とは違った考え方に触れることができ新鮮でした。その後、産休育休を取得し、2017年4月に復帰。横浜事業所の研究支援部人事課で、同地区で活動する研究センターの人事業務(採用・退職手続きなど)を担当しています。


今までで最も心に残っているエピソードを教えてください。

入所3年目、基礎基盤研究推進部企画課にいたときのことです。海外から、あるノーベル賞受賞者が来日、全国各地を巡訪されたのですが、その一環として理研でも講演される機会がありました。研究室から事務への協力依頼があり、主担当者として準備に当たることになりました。理研内外の関係者と連絡を取って段取りを確認したり、メールでのご連絡も失礼がないように周りの方に見ていただいたり、ノーベル賞受賞者をご案内するとあって前日に駅構内を下見して導線を確認したり、緊張が途切れることがありませんでした。その後、無事に講演は終わり、車に乗りこむ先生をお見送りしたときには、一気に安堵の感情が押しよせてきました。先生から気さくに声をかけていただき、お話ができたことはとても良い思い出になりました。


職場の雰囲気について教えてください。また、働いているからこそ言える、理研の魅力とは?

理研はとても風通しがよく、面識のあるなしに関わらず、部署を超えて相談しやすい雰囲気があります。私の現在の職務である人事について言えば、理研として統一した対応が必要な案件が多々あり、また、全国各地に研究室があるため、頻繁に本部や横浜以外の事業所とも連絡を取り合っています。
また、研究者との距離が近いのも嬉しいことで、異動した後も、前の部署で知り合った研究者の方がメールをくださったり、仕事の相談をいただいたりすることもあります。


就職活動をしている学生に一言お願いします。

就職活動に限らず、学生生活の中にはその時にしかできない経験がいくつもあります。私自身も、仕事をしていて大変に感じるとき、学生時代の指導教官にもらったアドバイスや、友人が言っていた言葉をふと思い出して、励まされることがあります。また、卒業研究に打ちこみ「十分やりきった」と思える経験ができたことが、私の支えの一つになっています。学生時代の些細な体験や記憶が、社会人になった後に自分を助けてくれることもあります。まずは、身近にいる人とたくさん話をして、考えすぎず動いてみることで、得られるものがあると思います。


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