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最終更新日:2025/5/7
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部署名本部 理事長室・副主幹
仕事内容役員秘書(スケジュール管理、随行等)
ライフサイエンスの研究者になることを目指して国立研究所で研修生として研究業務に携わる中で、研究を続けるよりも研究者をサポートする仕事をしてみたいと考えが変わりました。ちょうどその時、担当の教授から、理研の事務系総合職の公募について紹介されたことが理研の採用試験を受けるきっかけとなりました。さらに、当時所属していた研究室に理研で研究員として勤務した経験がある方がいて、「理研の事務系総合職は単純な事務仕事だけではなく、研究者と一緒にプロジェクトを運営していくから面白いと思うよ」と言われたことも後押しに。自分が働く姿をイメージすることができたことが入所の決め手でした。
理事長室で、担当する役員のサポート全般にあたっています。具体的には、役員のスケジュール管理や来客対応といった秘書的業務もあれば、時には資料作成や会議などへの随行も行います。事前に役員の意向を汲み、どの部署が対応できるか、その中でも誰に聞けばわかるかを考え、関連部署などに役員の考えを伝えて、円滑に業務が回るように調整をする、いわば潤滑油のような役割です。これまで20年間にわたって、様々なジョブローテーションを通じて培ってきた経験や知識、多くの人と一緒に働いてきて築いた人脈が役立っていることを実感しています。
仕事のやりがいは年々積み重なっていくものだと思います。入所当初は、自分の経験を生かせることがやりがいで、何年か経つと、自分の行ったことに対して「ありがとう」と感謝を伝えられたことにやりがいを感じるようになりました。今は、理研の研究成果がニュースで取り上げられたときに、子どもに「お父さんの働いているところが出てるよ!」と言われることが一番のやりがいかもしれません。もう10年以上前に、企画部署で日本将棋連盟と「将棋棋士の直観の脳科学的研究」というプロジェクトを担当しましたが、つい先日、将棋関連のニュースで、このプロジェクトの研究成果が紹介されたときには、思わず子どもに自慢してしまいました(笑)。
理研ではベテランの年代になってきましたが、私自身としては、これからも様々な業務を経験し、吸収していきたいと考えています。仕事では「この人に聞けば何でもわかる」「この人に頼めばなんとかしてもらえる」と頼りにされる職員となることが目標です。定期的に異動がありますが、かつての上司に「外部の人には、その職員がいつ配属になったかは関係ない。1~2日でその部署に何年もいたかのように業務を把握して動かさなくてはならない」と言われたことを肝に銘じています。プライベートでは、子どもがまだ小学生なので、「将来お父さんのような大人になりたい」と子どもに誇りに思ってもらえるような人間になりたいですね。
就職活動では、自分がどんな仕事に向いているのか悩むことがあると思いますが、自分を見つめ直す時間はとても貴重な時間です。「ここで働きたい!」と感じたところでまずは働いてみるのもいいのではないでしょうか。また、就職すると自由になる時間は学生の頃に比べて少なくなりますから、趣味でも旅行でも、学生のうちに、できるだけたくさんのことを経験して、自分の中での「引き出し」を増やしておくといいと思います。私が働くうえで一番大切にしていることは、上司、先輩、同僚、後輩などとの「コミュニケーション」です。「引き出し」を増やしておくと、多くの人と話が弾み、コミュニケーションをうまく取ることができ、プライベートも充実するはずです。