最終更新日:2025/5/7

国立研究開発法人理化学研究所

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 公益・特殊・独立行政法人

基本情報

本社
埼玉県
PHOTO
  • 10年目以内
  • 教育学部
  • 事務・管理系

様々な業務を経験しながら世界トップレベルの事業を支える醍醐味

  • 岡村 航
  • 2015年入所
  • 本部 人事部 職員課
  • 税務・労務業務

会社・仕事について

現在の仕事
  • 部署名本部 人事部 職員課

  • 仕事内容税務・労務業務

文系出身で研究所の事務職を選んだきっかけは何でしたか?

就職活動では、幅広くメーカーなども見て回りましたが、塾や学童クラブでのアルバイトを通じて子どもたちの成長に立ち合えたことから、利益追求に固執しないからこそできる仕事がしたいと考え、独立行政法人にも目を向けるなかで出合ったのが理研でした。子どもの頃から動物図鑑を眺めるなど、自然科学に関心はあったものの、理系科目が苦手だったこともあり、理研は自分には縁のないところだと思っていましたが、文系でも最先端の研究を支え、公共性の高い事業に携われることに興味を持ちました。様々な部署があり、企画や総務など多岐にわたる業務を経験できることにも魅力を感じました。


これまでどんな部署でどんな業務を経験してきましたか?

播磨事業所の総務課に配属となり、3年半にわたり職員の採用や福利厚生、国内外の外部研究者の受け入れといった人事業務に加え、外部研究者向け宿泊施設の運営や情報システム管理などの総務業務を担当しました。その後、文部科学省量子研究推進室に出向し、2年間、『大型放射光施設SPring-8/X線自由電子レーザー施設SACLA』をはじめとする大型研究施設の予算要求・評価・各種調整業務や、量子ビームに関する審議会の運営などに従事しました。
現在は本部の人事部職員課で、シンポジウムの講演者等への謝金支払や理研全体の所得税に関する手続き、職員の労務制度に関する業務などを担当しています。


仕事のやりがいは何ですか? 印象的なエピソードや苦労についても教えてください

配属された部署や担当業務によって、それぞれのやりがいがあります。事業所では研究現場との距離が近く、積極的に研究室を訪問し、相談したり、されたりという毎日で、研究者から資料作りや所内外の関係者との調整などを任され、研究現場のやりたいことを実現できたときは嬉しかったです。また、文科省へ出向していたときに、理研が運営する大型研究施設『SPring-8/SACLA』の中間評価を行う有識者会議の事務局を務めたことは印象に残っています。会議準備や資料作成など苦労しましたが、審議された内容が一冊の報告書にまとまったときは達成感を感じ、理研の担っている社会的責任の大きさを実感しました。


当面の目標や将来の夢について教えてください

まずは、いまの業務に必要な専門知識を深めることを目指します。現在の部署は理研全体に係る手続きを行ったり、制度を考えたりするところですので、税法や労働法に関する知識も蓄え、難しい課題にも対応できるようにしていきたいですね。
また、将来は産業連携や知的財産に関する業務、研究推進室での業務など、より研究に近い分野にも取り組んでみたいです。せっかく最先端の研究に触れられる環境にいるので、理研で行われている研究の内容についても、自分なりに勉強していきたいと思います。


学生の皆さんへメッセージをお願いします

就職活動は、企業の担当者に普段聞けないようなことを聞けるまたとないチャンスですし、自分のことを見つめ直す良い機会にもなると思います。仕事の時間は一日の大半を占めるものですから、やりがいや充実感が得られそうな仕事を選ぶことをお勧めします。最初のうちはあまり業種を絞り込まず、色々な企業の説明会に参加し、気になる企業があれば深く調べていくとよいのではないでしょうか。企業の理念に賛同できるかということや、先輩職員(社員)の雰囲気も大事なポイントです。
ふとした経験から自分の興味や考え方が定まってくることもあるので、学生時代は勉強と同じくらい遊んだり、アルバイトしたり、旅行したりすることも大切だと思います。


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