国家公務員共済組合連合会

運用リスク管理室は、資金運用部とともに資産運用業務を担う部署で、将来の年金給付のための貴重な財源となる「年金積立金」の運用を安全かつ効率的に行うため、様々なリスクをモニタリングしています。その中でも私は、専門のリスク管理分析ツールなどを活用し、毎月の定例会議で用いる資料の作成や、世界の金融・資本市場に関する情報収集等を行っています。入会前には、運用に関する知識や統計学といった専門分野については初学者だった私ですが、職場の皆さんに支えられて、現在では滞りなく業務を進めています。

私が、入会後配属された資金運用部資金第二課は、運用会社へ債券や株式での運用を委託する委託運用を担当しており、委託している運用資産に係る定期的なミーティング、運用成績の評価、新しい運用会社との入れ替え等を行っていました。その後配属された資金運用部資金第三課では、証券会社と国債等の取引を直接行う自家運用を担当しました。入会後に座学・実務を通じて得た経験・知識が、現在の運用リスク管理室の業務でも大変役立っています。

連合会は、年金及び医療、宿泊などの福祉に関する幅広い分野の事業を担っています。
私のように入会時から資金運用の専門分野に携わっている職員もいれば、様々な部に活躍のフィールドを広げる職員もおり、個性の活かし方は様々です。
日々の業務に一生懸命励みながら、スペシャリスト、ゼネラリストとして成長していけることは連合会の魅力の一つです。