(株)廣貫堂

主に、ドリンク剤の製剤化検討・試験を行なっています。製剤化検討では、有効成分や賦形剤の配合量の検討、実際の製造スケールを想定した製造フローの検討を行なっています。試験では、薄層クロマトグラフィーにおける試験法の検討、申請用のデータ取得が主となっています。共に、開発部内で完結することではなく、製剤の方は、製造部門へ、試験の方は品質管理部門など、様々な部門へと繋がっていく業務となります。

グループ内・部門内での報連相、部門間での情報の共有を常に意識して業務にあたっています。また、周囲の状況を確認して、次に何をすればいいか常に考えながら行動しています。自分一人で業務をしているわけではなく、グループ・部・工場・会社単位で業務を遂行しているので、一つ大切な情報を伝えそびれるだけで様々なところに波及してくるため、例えそれが失敗した事象や良くないことでも、常に情報を伝えるようにしています。

周囲に目を向けられる人・危機管理意識を持つ人が開発部門に向いているかなと思います。開発部門の業務は、ものを作る・考えることだけでなく、それ以外にも多岐に渡ります。一つのことに集中することも大事ですが、そこに集中し過ぎると他のことが疎かになり、業務に支障をきたします。常に自分が置かれている状況・今周りがどのように動いているかを判断しながら行動することは、業務を円滑に進めることだけでなく、自分自身の成長にも繋がるものだと考えています。また、仕事をしているとイレギュラーなことが起こり得ます。常に、危機意識を持って行動することも大切な要素になると思います。