大阪信用保証協会

　保証審査業務と経営支援業務を行っています。保証審査業務とは、銀行や信用金庫等の金融機関からご提出いただく資料をもとに、与信判断を行うものです。資料だけで正確な判断ができない際は、金融機関からのヒアリングやお客さまに訪問を実施し、定量面・定性面を把握することによって審査します。
　経営支援業務については、平成３０年度から保証審査と同様に当協会の本業として位置付けられており、最近は新型コロナウイルスにより、多大な影響受けたお客さまに対する経営支援に注力して行っています。具体的には、保証させていただいた直後のお客さまや、当協会で支援が必要と考えられるお客さまを対象に、当協会の経営支援サービスの紹介や、公的支援機関への橋渡し役を担っています。
　いずれの業務についても、お客さまや金融機関の方々とコミュニケーションを取りながら、お客さまの健全な発展を支援する仕事です。

　お客さまから喜びの声を伺い、感謝されたときにやりがいを感じます。あるお客さまの保証審査を担当させていただいた際に、経営課題を抱えているのではないかと感じ、お客さまに面談を依頼し、面談を通してニーズを把握することができたので、お客さまの希望に沿った経営支援サービスの提供を行うことができました。その際、お客さまから感謝の声を聴くことができ支援させてもらってよかったなと感じました。お客さまの経営課題を把握し、何か支援させていただけることはないか、日々考えることと行動に移すことが大切だと思っています。

　お互いに支えあうことが職場に根付いていることです。新入職員のときから現在まで、上司や諸先輩方に対して気軽に相談することができ、懇切丁寧に業務について教えてもらっています。また、私自身業務で忙しくなったり、悩んでいたら、先輩から声を掛けてもらうなど気遣ってもらい、助けていただきました。あらゆる方がそうでしたので、諸先輩方から引き継ぐ職場風土なのだと思います。そのため、安心して働くことができ、また専門的な知識や業務内容等の知識について積極的に伺うことができ、自身のスキルアップに繋がりやすい環境を生んでいるように感じています。この点が大きな魅力だと思います。