最終更新日:2025/4/23

東芝エレベータ(株)

  • 正社員

業種

  • 機械
  • 半導体・電子・電気機器
  • ビル施設管理・メンテナンス
  • 住宅
  • 輸送用機器(船舶・航空・宇宙関連など)

基本情報

本社
神奈川県
PHOTO
  • 10年目以内
  • 管理・経営系
  • 技術・研究系

問題解決力で人助け

  • M.O
  • 2012年
  • 33歳
  • 成蹊大学大学院
  • 理工学研究科
  • 府中工場 製造部 生産技術担当
  • 製造現場の生産性向上によるコスト低減

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 多くの人と接する仕事
  • 最先端技術に触れる仕事
  • 形の残る仕事
現在の仕事
  • 部署名府中工場 製造部 生産技術担当

  • 仕事内容製造現場の生産性向上によるコスト低減

今の仕事内容と、学生時代の専攻の活用状況

製造現場の業務を改善させ、生産性を向上させる取り組みをしています。改善と言ってもその内容は幅広いです。最先端の加工機や、省力化装置の導入検討をすることもあります。台車や作業台といったローテクな改善アイテムを考案することもあります。また、製造現場の管理者・担当者に協力して貰いながら改善を進めるため、人に働きかける力も必要です。エンジニアとしても、人間としても、総合力勝負の仕事だなと感じます。
学生の頃は経営工学系の研究室に所属していました。その際に学んだIE(インダストリアル・エンジニアリング)の手法は、現場作業の分析に使っています。改善施策はハイテク・ローテクに関わらず、現状の問題点を明確にし、効果を見越して実行することになります。問題点や改善効果の定量的な評価をするためにも、IE手法は有効です。


今の仕事のやりがい

自分で考えた物で、身近な人の力になれるところです。改善アイテムの考案・設計は、製品設計と比較して、自由度が高いです。安全上の規程などはありますが、決まりきった形がないため、自分で考えることになります。だからこそ、ちょっとした作業台を作るにしても「ここにも工具を置けるようにしようか?」「このぐらいの高さが良いんじゃない?」などと自分の考えを入れられます。自分が考案したものが、製造現場の担当者の皆さんに使ってもらえていると、ありがたいなと感じます。逆に、使って貰えないと悲しいですね・・・。


この会社に決めた理由

社会のバリアフリー化に貢献しているエレベーターに、開発~保守まで広く関われる可能性がある、と感じたからです。学生のころアルバイトで、車椅子生活の方の生活介助をしていました。車椅子生活の方と行動をしていると「あそこは階段があるから通れないのか・・・!」などと、外出先でバリアに気付く機会が多いです。一方でエレベーターがあることで「助かった」「便利だ」と感じる機会もありました。そんな風に、必要としている人が「助かった」「便利だ」と感じてもらえる様な意義のある製品なので、エレベーター業界を選びました。また、東芝エレベータでは、社内で開発~保守までが社内で収まっているため、広く挑戦できるチャンスがあるかと思い選びました。


当面の目標

自分の専門を確立することです。幅広いことに取り組む仕事ではありますが、専門性も必要です。板金・塗装といった製造の基礎となる技術や、自動化・IoTなどの合理化技術に詳しくなれば、より高度な改善に取り組めます。しかし、これまでの自分の経験では、何の技術に詳しいと確立するには至っていないように思います。組織内での業務バランスや、自分の適性を踏まえて今後確立できればと思います。


学生へのメッセージ

就職活動は、自分を知る良いきっかけになります。深く自己分析をしてみてください。
個人的な話になりますが、僕は社会人になってから改めて、自己分析の方法や、性格を分析する手法に興味を持ちました。就職活動の際は「足りない部分を学習して補う人です」なんてPRをしていましたが、改めて分析し直した結果、自分は「得意・好きなことを伸ばす人」だと気づきました。自分のことは自分が知っている、なんて思っていましたが、案外理解できていないところもあったんですね(笑)そんな新たな気づきも得られるのが、自己分析の面白さです。特に今、人生100年時代とも言われ、自分を見つめ直し続けることも必要と言われていますので、就職活動をきっかけに、自分を見つめ直すことに触れてみて下さい。


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