(株)ヨコタコーポレーション

生産課の係長として働いています。生産課は、主に自動車部品のひとつである『ベアリング』のレース部分などを加工している部門です。具体的な仕事内容としては、部品を削る機械の段取替え作業（部品ごとに旋削する刃具を替える作業）や、日々の生産数・納品管理などを行っています。毎日、大量のベアリングレースを生産しているので、スケジュール管理がとても重要です。納期に合わせて柔軟に段取替えをするようにしています。また、工場全体をみながら、遅れているラインがあれば手伝ったり、困っている人がいれば相談に乗ったりと、常に皆とコミュニケーションを取りながら協力できる体制づくりにも力を入れています。

喜びを感じることは「生産数を上げられたとき」です。どうすれば効率よく生産できるかということは永遠の課題であり、常に改善策を考えている点でもあります。工場内の生産ラインでは、チョコ停といって機械が部品の詰まりなどの原因で一時停止してしまう現象が頻繁に起きています。チョコ停が起きてしまうと、機械が止まっている分生産数は下がってしまいます。そこで私は、チョコ停が起きる原因を突き止め、改良を重ね、生産数を上げることが出来ました。このように日々のちょっとした工夫や改良の積み重ねで生産数が上がったときは喜びとやりがいを感じます。他にも、当社はピカピカ運動という工場を綺麗に、働きやすくするための運動に取り組んでいるのですが、この取組のおかげで皆が気持ちよく仕事が出来ていると感じた時に嬉しくなります。

地元の高校を卒業後、新卒で入社し今に至ります。入社したころは、専門的な知識が全くなく右も左も分からない状態だったのですが、先輩が丁寧かつ確実に仕事を教えてくださいました。同じ高校出身の先輩がいたことも安心感がありました。そんな温かい先輩がいることがこの会社の好きなところです。私自身も、今は部下をまとめる立場になっています。周りに気を配らせながら、困っている人がいればサポートできるように心掛けています。