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最終更新日:2025/4/25
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部署名業務部業務第三課
日弁連では、弁護士業務に関する諸問題について調査等を行い、隔年で「弁護士業務改革シンポジウム」を開催しています。私は、複数ある分科会の中で、「『おひとりさま』支援における弁護士の役割」というテーマの分科会を担当しました。ここでは、独居で生活する高齢者の方を広く「おひとりさま」と捉え、任意後見契約や弁護士会の取組等、様々な立場から議論しました。準備期間としては約1年ありますが、その間、基調報告書の取りまとめ、当日の構成の検討、基調講演の講師やパネルディスカッションのパネリストの調整及び配布資料の検討等、事務局として対応することは多岐にわたります。その他、遺言や相続に関する無料の法律相談会のサポートや多重債務に関する諸問題を含めた消費者問題を検討している会議体の運営を行っています。
私が日弁連を見つけたきっかけは就職サイトの募集でした。それまで名前は聞いたことがあったものの詳しい活動内容については知りませんでした。また、弁護士が所属している団体であり、弁護士自治の観点から、登録や懲戒処分の業務を行っていることは、なんとなく把握していましたが、実際にホームページで調べてみると、日弁連は弁護士の使命に基づき、幅広い活動を行っていることが分かり、とても驚きました。そういった公益的な活動を行っている団体で働いてみたいという思いに加え、法曹の資格がない自分でも、何か法律に関わる仕事ができればと思い志望しました。
業務部業務第二課(4年間)→人権部人権第二課(3年)→業務部業務第三課(現職)
以前所属していた業務部業務第二課では、弁護士が不足している地域に独立開業する弁護士又は弁護士法人に対して、事務所を開設する際の開業資金や運営資金を貸し付ける業務を行っていました。実際に内容を審査するのは委員会に所属している弁護士ですが、開業予定地域の確認や各種申請書の内容等は、事務局にて事前に確認する必要があります。また、制度や貸付時期によって適用される規則が異なるため、各種規則や書類の内容を読み込むことが必須でした。申請を受けて各種審査を行い、実際に貸付けが行われるまで、様々な手続が必要となるため大変なこともありましたが、弁護士が不足している地域に新たに事務所が開設された時、これまで相談したい事があっても近くに法律事務所がなかった地域の方々の司法アクセスの改善に少しでも役に立てたことがうれしかったです。
日弁連では、弁護士の使命である「基本的人権の擁護と社会正義の実現」のため、様々な活動を行っています。そのため、部署によって取り組んでいる内容も大きく異なり、ジョブローテーションによる部署の異動によって、様々な職務を経験することができます。そういった職場であるからこそ、様々な問題に対して関心を持ち、前向きに仕事に取り組める人に入っていただきたいです。また、日弁連で仕事をする上では、内部・外部問わず、あらゆる場面で「調整」する機会が多くあるため、周囲の人と協力しながら、交渉していく力も大切です。就職活動を行う上で、不安に思うこともあると思いますが、はじめから限定したりせずに、ぜひ幅広い視野で企業を見てみてください。