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最終更新日:2025/4/19
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部署名ショートステイ かめだ早通の里
仕事内容利用者様の食事・入浴・排泄など日常生活のお手伝いをしています
現在私はショートステイという部署で働いています。そこで過ごしている利用者様に対して「食事・入浴・排泄」を三本の柱とし利用者様に合わせて支援しています。食事や排泄は毎日ある物なので利用者様に毎日関わっていきますが、日によって異なる仕事もあります。利用者様をお風呂に入れる業務の日、飲み物の提供や体操やレクリエーションを行う日、毎日来る利用者様の荷物を管理する日、利用者様を迎え入れる部屋を準備する業務の日などがあります。日によっては夜勤もあります。様々な業務を行う人が連携をして、利用者様が安心して過ごしていただけるように働いています。
私が今の仕事でやりがいを感じていることは、利用者様からの感謝の言葉です。自分が相手を思いそれを相手が返してくれるということは、とてもうれしい事で自分のやる気に繋がります。自分がまだ働き始めたばかりの頃は失敗ばかりで、正直目の前の仕事ばかりを考えてしまい仕事をする対象の利用者様のことをあまり考えることが出来ませんでした。それでも少しずつ仕事に慣れ、多くの利用者様の顔を覚え利用者様からも私の顔を覚えていただきました。そのようになり一つの仕事をしたときに「ありがとう」「いつもお世話になってるね」などと感謝の言葉を貰えた時に私はこの仕事にやりがいを感じました。私としては仕事でやっているものだから、感謝の言葉などもらわなくても良いと考えていました。しかし、感謝の気持ちを貰うとやってよかったという気持ちになりました。もちろんすべての人から感謝の言葉を貰えるわけではありませんし、コミュニケーションを取るということが難しい方もいます。それでも相手からのから感謝の言葉を貰った時や喜んでもらえたことはやりがいになり自分の自信にも繋がりました。
私はもともと福祉系の大学に通っていて社会福祉士になるための勉強をしていたのですが、これから先どうするか迷っていた時に、大学が主催の求人説明会に参加しました。そこで法人の説明を受けてこの法人に就職をしようと決めました。私は当時いくつかの法人の説明を聞きましたが、自分が働くうえで何を重要とするのかを考え説明を聞きました。私は「無理をせず長く働き続けることができる法人」という点を重視しました。そこで今の法人の説明会の中で「従業員が満足していなければ、利用者を満足させることはできない。」という言葉に共感してこの法人に就職をしようと決めました。他の法人で働いたことがないので比べることはできないのですが、この法人の良さとしては私が重視していた働きやすさと雰囲気の良さがあると感じています。先輩たちは頼りになり、仕事について詳しく教えてくれます。また、苦しいことや大変なことは共有してみんなで改善していこうと努力しています。雰囲気の良さというものは曖昧な物ですが、毎日顔を合わせ共に助け合う仲間なので、みんなで協力していこうという空気感を気に入っています。
自分が仕事をするうえで心がけていることは利用者様を知ることです。ショートステイという施設は特に多くの人数の利用者様と関わる事の多い施設です。相手の顔や性格もそうですが、この利用者様は自分でどこまでできて何が出来ないのかを知ることは大切です。不適切な対応をすることは事故にもつながり、利用者様やそのご家族様にも迷惑を掛けてしまいます。関わる利用者様の人数が多いからこそ特に、新しく来る人はどのような人であるのか。久しぶりに利用する方は以前と様子が変わっていないのか、普段利用する方もいつもと比べて変化はないのかなど、情報を共有しながら考えています。これらに気を付けながら、何に注意すればよいのか、どのようなことをすれば喜んでくれるのかを仕事に活かしています。正直、すべての人を把握することは難しいことです。しかし、私はすべての人に対して対応を同じにするのではなく、相手一人ひとりを気遣い心がけるという精神を持っている人といない人では仕事に差が出てくると思っています。だから私は仕事でこのようなことを心がけて仕事をしています。
学生の皆さんは大きな社会を前に、大きな不安を抱えている事と思います。そこまで悩まなくて良いと書く事は簡単ですが、その言葉は皆さんに響かないでしょう。私が言いたいことは「社会というものは大きいけれども意外に小さい」ということです。私は正直あまり優秀な人間でもないし、仕事をうまくできているとは言えません。だからこそ言えるのは、そんな私でも社会で生きていけるのです。社会に出ても問題を抱え込んでしまうものです。だからこそ目の前の問題に取り組むしかないのです。前も後ろも分からなくても目の前の問題に取り組めばいつかは社会という山を登ることができます。社会は大きな山のようですが小さい山もたくさんあります。大きな山がダメならば小さい山に登ればいいのです。別に最初から大きな山に登らなければならないという決まりはありませんし、一生に一つの山しか登らないことはないのです。小さい山を乗り越えて大きな山を登る、またはその逆でもいいのです。皆さんはすでに社会という山を登ろうとする準備の最中です。だからこそ今だけは、悩みという大きな荷物を捨てて羽を伸ばしてほしいと私は思うのです。