朝日インテック(株)

当社で開発しているガイドワイヤーは、心臓などの血管などの狭い部分に治療器具を正確に届けるために不可欠です。外科手術と比べて、血管内治療は体への負担が少なく、回復も早いため、多くの患者さんにとってより良い選択肢となります。
しかし、この治療が成功するかどうかは、ガイドワイヤーが正確に目的地に到達できるかにかかっています。私たちは医師が求める高い性能を持つガイドワイヤーを提供することで、患者さんの治療成功率を向上させ、より多くの人々の健康と生活の質を高めることに貢献しています。

ガイドワイヤーやカテーテルは金属・樹脂で構成されています。化学を専攻していたので、金属や樹脂に関する基礎知識はありました。医療機器開発にはその他にも幅広い知識が求められるので、入社してから学んだことも多いです。
大学ではビフィズス菌が血中濃度に与える影響について研究していました。この研究自体は現在の仕事と直接関連はありませんが、研究中に調べた医療関連の文献が、医療業界への興味を深めるきっかけとなりました。

私の部署は、20代から30代の若手社員が中心となって活躍しています。気軽に質問や相談ができるので、わからないことがあればすぐに周囲に助けを求めることができます。
2～3人で一つの製品を担当し、効率的に進められるよう協力しながら業務を行っています。
医療機器開発には、治療のことや医療現場の知識も求められます。勉強会や病院研修、学会参加など学ぶ機会も多く、先輩社員もフォローしてくれる環境だと思います。

休日は友人や家族と一緒に外出して、ショッピングを楽しんだり、美味しいランチを食べに行ったりしています。
一日中家でゆっくりする日もあります。コーヒーが好きなので自分で淹れて、ゲームしたり映画を見ることが多いです。

大学時代に医療への興味を持ったことと、同じ研究室で医療機器に関連する研究をしていた先輩が居たので、医療機器業界に興味を持ちました。
当社はガイドワイヤーで高いシェアを持っていること、医師からその性能を信頼されていることから強く惹かれました。
特に注目したのは、自社で一貫生産が可能な点です。原材料の選定から製品の完成までを全て自社で行うことができるため、品質管理が徹底できます。また「こういう形・素材の部品がほしい」と思っても、それができる会社を探すのは意外と難しいです。社内であればすぐに相談でき、技術的に難しいことにもチャレンジできる点が魅力的だと思いました。