最終更新日:2025/4/4

社会福祉法人はるにれの里

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 福祉サービス

基本情報

本社
北海道
PHOTO
  • 10年目以内
  • その他文科系

おきあがりこぼしガール

  • T.R
  • 2013年
  • 30歳
  • 北星学園大学
  • 社会福祉学部福祉臨床学科
  • 共同生活援助やすらぎ 地域支援員
  • 利用者の地域生活のサポート

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 医療・福祉関連の仕事
  • 地域社会・地域密着型の仕事
  • 豊富なアイディアを活かす仕事
現在の仕事
  • 部署名共同生活援助やすらぎ 地域支援員

  • 仕事内容利用者の地域生活のサポート

現在の仕事内容

 入社後の数年間は、グループホームで利用者さんの生活を支援するケア職員をしていました。グループホームは利用者さんにとって、私たちでいう「家」です。ご飯を食べて入浴して、余暇を過ごして寝る…。こういった当たり前の生活を送ることは、利用者さんにとって難しいことであったりします。地域へ出て豊かな生活を送れるよう、試行錯誤するのは大変ですが、少しの配慮で利用者さんの生活が良くなった時にはこちらも嬉しくなります。
 その後は地域活動支援センターで、日中の余暇活動に携わっておりました。折角地域で生活しているのに、余暇が充実していなかったら勿体ないです。それぞれの趣味に合わせて調理活動や動画観賞をしたり、皆で外出したり。簡単そうに見える活動も、利用者さんが楽しめるように実は多くの配慮で成り立っていたりします。配慮というと難しく感じますが、余暇の場面は職員もとても楽しかったりします。
 現在は地域支援事業所の方におります。利用者さんのことは勿論ですが、支援に直接あたっているケア職員の支えになる必要がある場所です。ケア職員時代にとても頼りにしていた所であり、次は私自身が助ける側になれるよう努めたいです。


学生時代に心掛けたこと・目標にしていたこと

 新しいことを始めたり、取り組んだりすることが苦手なのですが、何かあればなるべく逃げないようにしなければと思っていました。経験しておけば不安も軽減されるかなと思っていたので。中途半端な心掛けですが、無理をしない程度にです。昔から人と話すことや何かをまとめることがとても苦手だったので、委員会に入ったり、バイトを始めてみたり。今でも人前に出ることはとても苦手ですが、学生時代の経験は無駄ではなかったと思います。特にバイトは社会人デビューする前に経験しておいて本当に良かったです。寿司屋でバイトしていたのですが、色々なお客様が来るので、コミュニケーション面で勉強になりました。一緒に働く仲間からは支え合いや心遣いを学んだり。人との触れ合いの楽しさを知りました。
 はっきりと目標にしていたものは、世界遺産や海外の文化に興味があったので、海外旅行をすることでした。バイトで稼いだお金は、ずっと憧れていたイギリス旅行に使うんだ!と決めていました。大学卒業までバイトを続け、旅行できた時はとても達成感がありました。社会人になった今でも旅行が目標であったりします。自分のためにも、楽しい目標は必要だなと思います。


職場の雰囲気はどうですか

 ケア職員で夜勤をしていた時は、特に利用者さんの支援で行き詰まったり、対応の仕方に困ったりすることがありました。そのような時に先輩職員だけではなく、他事業所からも様子を見に来て下さる等、多くの人に助けられました。人の命を預かる仕事ですので、ちょっとした取組みを始める際にでも悩むことが多いです。そのような時も複数で話し合い、皆で利用者さんを支えていこうとする意識がとても強い職場だと思います。方向性が異なっては利用者さんを不安にさせてしまうため、一人で支援を行うことは難しく、他事業所とも協力し合う必要があります。場所は違っても、皆で利用者さんのことを第一に考えていけることは素敵だと思います。それぞれの想いがある中で支援に励まれており、先輩、後輩に限らず、日々学ばせて頂いてばかりです。
 私が特に好きなのは、職員に対してもそれぞれの個性を尊重して下さる優しい雰囲気です。とてもマイペースな私ですが、自分らしく仕事をさせて頂いています。職員の雰囲気は利用者さんにも伝わるので、とても大切になります。


休日の過ごし方

 絵を描いたり、物作りをしたり…。主に趣味の時間に費やしています。旅行も好きですので、時間があれば出歩いています。就職前は福祉の仕事は特に休みを取りづらいのではないかと心配だったのですが、社会人になってからも海外旅行をすることができています。旅行は私にとってかなりリフレッシュする機会になっているので、今後もどこかへ行きたいです。勿論その分頑張らなければなりませんが。
 利用者さんの余暇同様に、自分の余暇を豊かにすることも大切です。気持ちに余裕が無ければ何かに取り組むことも辛いですし、利用者さんにその焦りや不安がうつってしまうこともあります。気持ちにゆとりを持てるよう、皆さんも自分の時間を大切にして頂ければと思います。


就活をしていた頃

 福祉分野に限らず、様々な企業説明会を見に行くようにしていました。視野が広い方ではなかったため、多くの場所を見てその中から選択したいと考えていました。福祉分野に限らず、一般企業も見ることでそれぞれの良さを知ることができました。その上で選択することができた点は良かったと思います。就活されている皆さんも様々な企業を見に行くと思うのですが、沢山の選択肢の中から同じ世界を選んで下さる方がおりましたら嬉しいです。
 就活中の私の反省点は、焦りから判断能力がかなり低下してしまったところです。本当にしたいことが何であるかを見失い、取り敢えずは受かった所に行った方が良いのでは?と悩んだこともありました。就活に加えて卒業論文もあったので、今は何をすべきなのかも分からなくなっていました。焦ると本来の目的が見えなくなってしまうため、周りの人たちと速度は違っても、自分のペースで就活しても良かったのではないかと今は思います。


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