最終更新日:2026/5/8

ファスフォードテクノロジ(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 半導体・電子・電気機器
  • 精密機器

基本情報

本社
山梨県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

山梨から世界をリードする。半導体製造装置で世界中の人々の暮らしを豊かにする。

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世界を支えるダイボンダ装置を更なる高みへ

機械設計、電気設計、ソフトウェア開発―異なる専門性を持つ同期3人。
これからの半導体製造装置を支える次世代に仕事の様子ややりがいについて聞いた。

(写真左から)
★宮下将太さん/ボンダシステムセンタ 開発部/2024年入社/工学部機械工学科卒
山梨県内のモノづくり企業を目指す中、機械・電気・ソフトの各部門を有し、専門性を発揮できる点に惹かれて入社した。
★鈴木旺大さん/ボンダシステムセンタ 設計部/2024年入社/工学部電気電子工学科卒
出身地である山梨県内の企業で、学生時代から興味のあった半導体関連の装置メーカーで活躍したいと入社を決めた。
★野口歩夢さん/ボンダシステムセンタ ソフトウェア設計部/2024年入社/工学部情報応用工学科卒
情報系を学び、半導体を身近に感じていた中、将来性を最も感じたのがファスフォードテクノロジだった。

市場のニーズに応え続け、いつか私の開発装置を主力に/宮下さん

私の部署では、次世代装置の開発に取り組んでいます。基本的には「こんな仕様のものがあったらいいな」というお客様の声をもとに、チーム全員で仕様決定から基本設計までを行い、その後各担当ユニットの詳細設計へと進みます。新製品に必要な要素開発の評価も私の役割です。こうした業務に伴い、部品やモーター、センサーなどを扱うメーカーとの打ち合わせも欠かせません。

私は機械工学科出身で、学生時代には工作機械を使った実習や3次元CADによるモデリング、さまざまな工学系の実験を経験しました。
一方で、入社当初は半導体に関する知識がほとんどなく、どんなエンドユーザーが、どんな場面で装置を使うのかもわからない状態でした。まさに仕事を通じて1から学んでいるところです。
ただ、1年目には指導員の先輩が付き、他の先輩方も私が理解できるまで根気強く教えてくれました。
2年目には、指導員の先輩が育休をとられた際、自分なりに試行錯誤を重ねて業務を乗り切ったこともあります。こうした過程で、仕事の進め方や成果を出すための方法を自然に身に付けることができました。
またその時は、学生時代の卒論で、何度も評価を繰り返した経験を活かすこともできました。

仕事のやりがいは、スマートフォンや将来的にはAIなど、身近な製品に搭載される半導体を生み出す装置の開発に携われることです。まだ私が関わった装置は形になっていませんが、いつか製品がお客様のもとに届き、据え付けや評価で正常に動作していることを確認し、お客様から感謝の言葉をいただけた時の達成感は、きっと格別だと思います。

さらに、地元での勤務なので友人も多く、プライベートも充実しています。
1~2年目は上司と先輩に付いて業務を進めることが中心でしたが、3年目は自分から「これをやります」と発信できる力を身に付けることが目標です。そして少しでも自分の成果を残したいと思っています。
いつか私が開発に携わった装置が主力製品となり、より多くの分野で高いシェアを獲得することが大きな夢です。



私が大切にしていること

常に高いアンテナを張り、市場の動きや新製品の情報などを敏感にキャッチするよう努めています(宮下さん)。

充実の教育・研修体制で、安心して成長できます/鈴木さん

設計部の業務は多岐に渡りますが、私は装置のユニットや配線・敷設などの電気設計を担当し、配線図の作成や、安全性を確保するための仕様確認を行っています。

当社では、まず内定後にアプリで社会人マナーを学びます。入社後も電話応対や名刺交換などのビジネスマナーを社内研修で身につけました。そして、入社1年目は研修と先輩のアシスタント業務を通じて基礎をしっかり学び、2年目から本格的な設計業務に取り組んでいます。安心して成長できる環境は、部門だけでなく、会社全体に根付いていると感じます

さらに、入社1年目の夏から約半年間、親会社であるFUJIで新人研修「創開塾」に参加。3人1組で、簡単な装置の開発に挑戦し、大学時代に専攻していなかった開発やソフトのことについても学びました。部品の選定からユニット設計や評価まで、装置開発の一連の流れを学べたことは、今の私の財産となっています。また、親会社の同期とも深い絆が生まれ、今でもスノーボードに行くなど交流が続いています。

現在2年目ですが、感じることは回路図ひとつをとっても、学生時代とはレベルが違い、動作だけでなく、安全性や信頼性が必要不可欠であるということです。1年目は上司や先輩に質問を重ねる日々でしたが、今でも学び続けています。
2年目以降も学びの機会が豊富です。最近も同期と一緒に、半導体の前工程や後工程に関する基礎教育を受講しました。

こうした学びを経て、最近はオプションの簡単な仕様など、新規の設計にも携わる機会が増えています。社内で試運転まで行うため、自分が設計したものが装置に組み込まれ、無事に動いた瞬間は大きな達成感があります。
半導体は、私たちの暮らしを支える製品に不可欠で、需要は年々増え続けています。その点も、仕事のやりがいのひとつとして強く感じるところです。

3年目は、できる限り自分の力で設計を進めることが目標です。すでに私の課に2名の後輩が入ってきたので、頼られる存在を目指しています。
将来的には、憧れる先輩方のように制御要素開発、回路の理解、サーボ技術、各装置の仕様把握、スケジュール管理、納期対応など、すべてを確実にこなせるエンジニアになることが目標です。もちろん仕事だけでなく、プライベートも充実させていきます!


私が大切にしていること

納期は絶対。私たちの業務が遅れると、社内の他の部署にも迷惑をかけることになります。それを防ぐためにも、つねに報連相を徹底して仕事に臨んでいます(鈴木さん)。

装置制御のスペシャリストに!/野口さん

私の所属するチームでは、装置の動きを制御するソフトウェアの開発を担当しています。
業務は、新しい装置に対するシステム開発、既存装置への機能追加など多岐にわたります。私は今、ボンディングユニットやウエハ搬送ユニットの制御など、少しずつ担当範囲を広げながら、知識を深めているところです。
日々、新しい知識を吸収しながら課題に取り組むことで、スキルが磨かれ、自分の成長を実感できます。

入社1年目の新人研修「創開塾」では、設計や電気制御の基本についても学ぶことができ、ソフト開発を進めるうえで、判断力を養うことができました。チームメンバーとお互いの意見を尊重し合いながら、インパクトのある「モノづくり」を意識して取り組み、最終的には良い成果を上げることができたことで大きな成長を感じました。また、研修期間は初めての一人暮らしで不安もありましたが、飲食店やショッピングなど生活面でも充実した時間を過ごせたことが印象に残っています。

職場にはユニットごとのスペシャリストが揃っていて、気になったことは、納得するまでとことん教えてくれる環境です。自分のやり方を尊重し、必要なときにサポートしてくださる先輩方には感謝しています。
学生時代の学びも、しっかりと活かされています。例えば、プログラミング言語。仕事ではC++やC#などを使いますが、大学で幅広く学んでいたため、アルゴリズムや設計を直感的に理解し、ある程度対応できる点は大きな強みです。

仕事のやりがいを感じるのは設計を正確に仕上げ、プログラミングもスムーズに進み、思い描いた結果が出たときです。私たちが手掛ける装置のソフトウェアが、複雑な制御を高精度で実現し、見えない部分で誰かの役に立つ、その点に誇りを感じています。

今後の目標は、担当装置のユニット制御に関する基本を習得することです。また、若いうちに海外出張を経験し、現地での不具合対応などにも挑戦したいと考えています。
そして、将来的には「装置の制御に関しては、野口に聞け」と言われる存在になることを目指しています。

私が大切にしていること

学生時代のように、個人で完結するプログラミングではありません。改良などをする際に、自分以外の誰が見てもわかりやすい作りにすることを意識しています(野口さん)。

学生の方へメッセージ

企業研究を進める際は、視野を広げて、多くの企業について調べると良いと思います。さまざまな情報に触れることで、「自分が大事にしたいポイント」が少しずつ見えてくるはずです。すべての希望が叶う会社はなかなかありません。自分にとって譲れない部分、少し妥協できる部分を整理しながら、絞っていくことが大切です。

最終的に気になった会社は、自分の目で確かめてほしいと思っています。オフィスに入ったり、実際の業務を体験したりできるのは学生の特権です。会社の雰囲気や従業員の様子、どのような業務をしているのかは、動画や画像、文章だけではわからないことがたくさんあります。実際に見て感じたものは、大きな財産になるはずです。
私たちのオフィスはオープンフロアで、部門や世代を越えてコミュニケーションが活発です。有給休暇も取りやすく、メリハリをつけて働ける環境があります。さらに、建ってから2年ほどの新しい研究開発棟には、多くの装置が並び、周囲を気にせず既存装置の改造や新規装置の開発に集中できます。

社員食堂など福利厚生も充実していて、働きやすさと挑戦できる環境の両方を整えています。
ぜひ見学に来て、実際に雰囲気を感じてみてください。きっと、数字や文章だけではわからない魅力を見つけてもらえると思います。
会社は1日の約3分の1の時間を過ごす場所です。だからこそ、納得のできる企業研究に励んでいただければと願っています。

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「社長自ら上下の壁をなくそうと取り組んでいて、実際に上司たちも気軽に話しかけてくれます。みんなで協力して頑張ろうという社風が魅力ですよ」と先輩たち。

マイナビ編集部から

今回の取材に登場した3名の話からもわかるように、学生時代に半導体製造装置、中でもボンディング技術について専門的に学んだという人は、まずいないだろう。
ファスフォードテクノロジとしても、その点は重々承知しており、だからこそ教育・研修体制の充実を図り、上司や先輩たちも親身になって成長へのサポートをしてくれるのだ。
むしろ入社時には、「半導体分野に興味がある」自分たちが手がけた装置で世界にチャレンジしたい」「山梨から社会貢献をしたい」といった気持ちの方が大切なような印象を受けた。

そのうえで、学生時代にしておいてほしいことを同社に尋ねてみた。
その回答としては、論理的思考や根気強さを養い、楽しむための「勉強・研究」、幅広い年代・いろいろな考え方の人に出会う「サークルやアルバイト、ボランティア」、そして「旅や未経験へのチャレンジ」を通じ、身近な世界がすべてではないと実感し、いろいろな言語や文化、専門用語に触れること。さらに困難に出会った時に、自分で考えて対処したり、助けを求める姿勢。そして失敗や恥を味わうことで、人への助け方も学んでほしいとのことであった。

この中には、どの会社にも当てはまる部分が多いはずなので、企業研究を進めるうえ
での参考にしてみるといいだろう。

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自然豊かな山梨県南アルプス市に建つ本社。工場からオフィスまで、清潔感に満ちた環境も自慢の1つで、その点に惹かれて入社を決めたという社員も少なくない。

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