最終更新日:2025/12/16

(株)スミハツ

業種

  • 金属製品
  • 非鉄金属
  • 自動車・自動車部品
  • 輸送用機器(船舶・航空・宇宙関連など)

基本情報

本社
茨城県、東京都

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

若手のうちから安心して挑戦し、意欲次第で大きく成長できる会社です!

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充実した教育・研修体制、働きやすい環境も魅力!

ニッパツグループの一員として、板ばねや巻ばね、軌道関連製品の設計・製造を行っている(株)スミハツ。同社で活躍中の社員3名に入社理由や仕事内容、やりがい、今後の目標などについて伺った。

■ばね業務課 佐藤悠宇さん(写真中央)(2024年入社/文学部歴史学科卒)
■軌道設計課 草間悠允さん(写真左)(2023年入社/理工学研究科機械工学専攻修了)
■保全課 神田康太さん(写真右)(2022年/機械システム工学科/キャリア入社)

考古学の勉強から社会の“血流”を支える仕事へ。生産管理は“想定外を楽しむ”気持ちで(佐藤さん)

学生時代は考古学を専攻。卒論では「縄文時代の塩作り」について研究していました。考古学は各地で発掘された土器や道具を測定したり、分類したりして、先史時代の人々の暮らしや文化を明らかにする学問です。その延長線上で、企業研究では「カタチに残るものを作っている会社」を念頭に置いて製造業を志望。数あるメーカーの中でも当社を選んだのは、分岐器や軌道、ばねなど、社会の“足元”を固める製品を数多く生産している点。運輸・物流という社会の“血流”を支えているところに魅力を感じたのです。借り上げ社宅制度や家賃補助など、働きやすい環境が充実しているのも大きな魅力でした。

2024年に入社後は約1ヶ月間の新入社員研修を経て、ばね業務課に配属。現在は板ばねの生産管理を担当しています。お客様からの受注情報や購入予定データをもとに「いつ、どの製品を、どれだけ作るか」を計画するのが私のミッションです。具体的には、お客様からいただく3ヶ月分の購入予定データを確認し、稼働日数で割って“1日あたり何トン生産するか”を算出。そこから1日の負荷バランスを考え、重量ベースで微調整していきます。

もちろん計画を立てて終わりではありません。人員不足や部材の遅延など、想定外の事態にきめ細かに対応するのも私たちの重要な役割です。ある意味で、想定外が起こるのは当たり前。私は「想定外も楽しむ」くらいのポジティブな気持ちで仕事に臨むようにしています。大切なのは、こちらの事情を一方的に押しつけるのではなく、現場の状況を共有し、お互いに納得した上で最適解を見つけること。現場の係長と話し合いながら「これは今日中に作れない」「じゃあ、順番をこう変えよう」と臨機応変に調整していきます。こうしたやりとりを通じて信頼関係を築いていくことが、結果的にいちばんの近道だと感じています。

今後は生産体制の改善により一層力を入れていきたいと考えています。在庫の管理方法や生産管理の運用体制を見直し、より効率的なものづくりを追求していきたいと思っています。例えば、生産計画の策定プロセスをシステム化して、より精度の高い計画を立てられるようにしたい。まだ具体的な形は見えていませんが、方法はたくさんあるはずです 。

社員は語る!

「新入社員研修で特に印象に残っているのは現場実習です。製造の慣れを体感するとともに、現場の方々の製品づくりへの想いを理解することができました」(佐藤さん)

大学院で学んだ鉄道・ばねの知見を活かし、分岐器、合成枕木、レール締結装置の設計に挑戦!(草間さん)

学部・大学院を通じて機械工学を専攻。研究室では鉄道台車に用いられるばね構造の改良や新素材に関する研究に取り組んでいました。当初は博士課程に進んで研究を続けるつもりでいたのですが、次第に「本当に自分がやりたいのは研究なのか?」という疑問が湧いてきました。論文を書くのも確かに面白いけれど、“作る現場”や“お客様の声”に近いところで働いてみたい。0から1を生み出す研究よりも、1を10にして社会に届ける仕事に関わりたいと思うようになり、こうした想いを叶えられるのがスミハツでした。技術者として開発の知見を活かしながら、製造にも貢献できる、その“二足のわらじ”的な立ち位置に惹かれたのが、入社の決め手です。

2023年に入社後は軌道設計課の一員として、「分岐器」や「合成枕木」「レール締結装置」の設計に携わっています。お客様である鉄道会社から仕様や条件が提示され、それにもとづいて設計を進めていくのが基本ですが、案件によっては現場調査やヒアリングからスタートして図面を作成することも。レールの重量を見直したり、枕木の材質を木製から合成樹脂製に置き換えたり、腐食を防ぐために鉄板構造を再設計したりと、小さな改良の積み重ねによって、安全性、メンテナンス性の向上を図るのが私たちのミッションです。

学生時代に鉄道やばねの研究をしていたとはいえ、実務で扱う部品の構造や安全基準、設計思想ははるかに専門的。図面の寸法一つにも、長年の現場経験や保守の知恵が凝縮されているのに加え、お客様によって設計思想や重視するポイントも異なります。同じような部品でも、ある鉄道会社は「初期コストがかかっても保守が容易な構造」を求め、別の会社は「初期投資を抑え、定期補修で維持する方針」を採ります。それぞれの設計思想を理解した上で、最適な図面を仕上げるのも設計者の役割です。常に“一歩上”をみて仕事に取り組む。そして、自分の設計した分岐器が世界各地の線路に敷設され、列車がその上を安全に走る――。これこそまさしく私たちの仕事の面白さだと感じています。今後の目標は、後輩の育成にも力を入れつつ、「分岐器の設計といえば草間」といわれるような国内トップレベルのスペシャリストになること。博士号の取得や技術士資格の取得も視野に入れています。

社員は語る!

「学会や技術交流会にも積極的に参加。会社としても『仕事の調整がつくならどんどん行こう』という文化があり、最新の知見を設計に活かすことができます」(草間さん)

地元・茨城に腰を据え、機械をいじる仕事へ。予防保全や改善活動に力を注ぐ(神田さん)

地元・茨城出身の私は高専の機械科を卒業後、清涼飲料メーカーに入社。約10年間、山梨県内の工場で、生産設備の運転や管理を担当していました。生産ライン全体を管理する仕事にはやりがいを感じていましたが、次第に「もっと直接的に機械をいじる仕事がしたい」「もう少し“現場寄りの仕事”をしたい」という気持ちが強くなっていきました。それと同時に「地元に戻って、腰を据えて働きたい」という想いも芽生え、転職活動をすることに。「地元のメーカーであり、機械のメンテナンスや改善に携わることができる」――これら二つの条件が揃っていたのがスミハツでした。

2023年に入社後は技術部・保全課の一員として、鉄鋼用のプレス機や切断機、穴あけ機など、大小さまざまな設備の予防保全に携わっています。過去の実績データをもとに周期を設定し、故障する前の摩耗や劣化の兆候が見られた段階で、修理や部品の交換を行うのが、私たちのミッションです。とはいえ、どんなに注意していても突発的な故障は避けられません。一つの設備が止まると生産ライン全体に影響が及ぶため、外部の協力会社の力も借りて、できるだけ早い復旧に努めます。スピード感と判断力、そして、製造現場の担当者や外注業者、他部署の技術者など、多くの関係者とのコミュニケーション力 が求められる仕事です。

また、不具合の原因を突き止め、再発防止を図るための「改善活動」も、保全課の重要な仕事です。場合によっては、自分たちで図面を起こして部品を作ることもあります。CADで簡単な設計図を作成し、材料業者に加工を依頼し、納品された部品を自分たちで取り付ける。こうした「できるものは自分たちで作る」という姿勢が、この会社の大きな特徴であり、自由度の高さにつながっています。 “ものづくりに直接関われている”という実感がありますね。

今後の目標は、周囲を巻き込んでプロジェクトを動かせるような存在になることです。今は保全課の中で主任クラスの方々が中心になって10人規模のプロジェクトを動かしていますが、いずれは私もその立場に立ち、全体を見渡しながら仕事を進められるようになりたいですね。

社員は語る!

「これまでで一番達成感を感じたのは、カーボンニュートラル対策の一環として、工場内で使用する約40台のフォークリフトの電動化に取り組んだことですね」(神田さん)

企業研究のポイント

【佐藤さん】
まずは「自分の経験を活かせる分野」を探していただきたいですね。私の場合、考古学での発掘や測量といった“現場で動く経験”が今の仕事の役に立っています。生産管理の仕事はデータを扱う仕事ではありますが、実際に動いているのは現場。現場に足を運び、作業を見て、肌で感じることが欠かせません。考古学で学んだ“現場主義”の感覚は、今の仕事にも活かせていると思います。

【草間さん】
会社名やブランドで選ぶのではなく、「自分が何をしたいのか」を軸に据えて会社選びを進めましょう。「本当にやりたいこと」「どんな形で社会に貢献したいか」を突き詰めていけば、おのずと自分に合った会社にたどり着くはず。また、理系の方には、企業が発表している論文や研究報告書に目を通すことをおすすめします。そこにはその会社がどのような技術を重視し、どのような未来をみているのか。企業の“思想”が表れるからです。

【総務部人事課 主任 山口さん】
企業研究では、人生や将来の暮らしまで視野に入れて会社選びを進めていただきたい。5年後・10年後の自分を想像しながら、給与や福利厚生、地域の暮らしやすさを具体的に見つめ直してみましょう。忘れてはいけないのは、「仕事の本来の目的は、自分と周囲が幸せになること」ということです。そのための土台の整った会社を選ぶことが、豊かな人生への第一歩になるはずです。

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地域貢献活動にも力を入れる同社。入場無料で地域住民も楽しめる「サマーフェスティバル」のほか、小学生サッカー大会、中学生野球大会などを主催している。

マイナビ編集部から

ニッパツグループの一員として、トラック・商用車向けの板ばねや、建設機械・産業機械向けの巻ばね、鉄道の軌道関連製品の設計・製造を行っている(株)スミハツ。同社の仕事の魅力は、3名の社員の言葉からも読み取れると思うが、充実した福利厚生と働きやすい環境が整っているのも大きな魅力だ。

「事前にスケジュールを調整しておけば、有給休暇もしっかり取得できます。社員食堂の存在も本当にありがたいですね。温かいご飯と味噌汁、それにおかずのついた美味しい定食が300円以下で食べることができます!」(佐藤さん)

「職場の人間関係も良好で、社員同士でバーベキューや花火大会を楽しむことも少なくありません。気の合う仲間と飲みに行くこともありますね」(草間さん)

「親会社主催の技術研修や社内勉強会に参加できる制度もあり、他部署や他職種の人との交流を通じて視野を広げる機会も充実しています」(神田さん)

こうした声からも伝わってくるように、スミハツは社員一人ひとりが安心してチャレンジしながら、仕事を通じて飛躍的に成長できる会社だと感じた。ばねや軌道関連製品など同社の製品に興味関心をお持ちの方はもちろん、安定した環境で自分の力を試したい方にも企業研究をお勧めしたい会社である。

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本社・工場は茨城県桜川市。交通の利便性が高く、東京まで電車で1時間強。可処分所得と時間のゆとりを両立しながら、豊かな人生を築ける地域で働けるのも同社の魅力だ。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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