【佐藤さん】
まずは「自分の経験を活かせる分野」を探していただきたいですね。私の場合、考古学での発掘や測量といった“現場で動く経験”が今の仕事の役に立っています。生産管理の仕事はデータを扱う仕事ではありますが、実際に動いているのは現場。現場に足を運び、作業を見て、肌で感じることが欠かせません。考古学で学んだ“現場主義”の感覚は、今の仕事にも活かせていると思います。
【草間さん】
会社名やブランドで選ぶのではなく、「自分が何をしたいのか」を軸に据えて会社選びを進めましょう。「本当にやりたいこと」「どんな形で社会に貢献したいか」を突き詰めていけば、おのずと自分に合った会社にたどり着くはず。また、理系の方には、企業が発表している論文や研究報告書に目を通すことをおすすめします。そこにはその会社がどのような技術を重視し、どのような未来をみているのか。企業の“思想”が表れるからです。
【総務部人事課 主任 山口さん】
企業研究では、人生や将来の暮らしまで視野に入れて会社選びを進めていただきたい。5年後・10年後の自分を想像しながら、給与や福利厚生、地域の暮らしやすさを具体的に見つめ直してみましょう。忘れてはいけないのは、「仕事の本来の目的は、自分と周囲が幸せになること」ということです。そのための土台の整った会社を選ぶことが、豊かな人生への第一歩になるはずです。