社会福祉法人樹心会 【児童養護施設　樹心寮】

実習先を選ぶ時に児童養護施設の存在について知りました。児童養護施設について認識があるわけではなかったのですが、参考書等で読んだ内容とは違い一般的な家庭に近い環境で育つ子どもや、仕事としてのやりがいを実感できると感じました。この施設では家庭環境の再構築、OJTの環境、小規模ホーム制、男女縦割り混合といった子どもの支援をするために欠かせない内容を細かくやっています。子どもにとってなにが必要か、それを支える職員には何が必要かという部分をしっかりと担保していることがこの施設を選んだ理由になります。

子ども達の生活を見届ける日常支援を軸に、家庭支援や委員会、職員会議、子ども個人のケース会議等が施設内での主な仕事内容です。施設外としては地域との交流や、研修などが挙げられます。

なかなか自分で気持ちのコントロールを付けることが難しい小学生の男の子が、夜寝付けない幼児さんに自分のぬいぐるみを渡し、これで頑張って寝てと言った姿が印象的。他の子どもや、職員に対しても素直の自分の気持ちを表現することが出来なかったり、気持ちのコントロールを付けることが難しかったが、初めて他の子に対して優しい気持ちを表している姿を見た時はたくさん支援をしてきて良かったと感じた。

家庭の再構築、職員の連携は自慢できるポイントだと思います。家庭の再構築としては家庭支援専門相談員やホーム職員を元に、子どもへの支援、親さんの支援に配慮し子どもが家庭に変えることが出来る体制を作っていることです。また、職員の連携は1年目の職員さんに担当の先輩職員が付き話を聞いたり、アドバイスを受ける場を設けられたりしています。