社会福祉法人樹心会 【児童養護施設　樹心寮】

初めて施設見学をさせてもらった時、施設内に良い循環があると感じたことです。当時2年目の先輩職員と話す機会がありました。その先輩職員が「1年目の時、先輩職員に助けてもらった経験がたくさんあるから、自分も後輩を助けたい」と話していました。
ホーム制であることにも魅力を感じました。子どもは年齢によって深く関われる時間が違います。ひとつのホームに異なる年齢の子どもが生活しているため、それぞれの子どもに寄り添った支援ができると感じました。また、樹心寮はホーム制ではありますが職員全員が”樹心寮の職員である”という意識があるため、ホーム間で助け合う雰囲気があると聞き、就職を決めました。

主に
・子どもの生活支援→食事作り、洗濯、掃除
・自立支援計画等を立て、支援に見通しを持つ
・職員会議やホーム会議に参加する
・施設内の委員会等に参加する
・担当のケースの家庭訪問等
をしています。

ホームにいる小学生で、職員に対して何か頼みごとをする時の言い方が気になる子がいました。”扉を閉めてほしい時、扉を指すだけ””お茶をついでほしい時、コップを渡すだけ”などです。私は、その子に頼みごとをする時は「〇〇してくれない？」と言った方が相手は嫌な気持ちにならないよと伝え続けました。すると、今ではその子は頼みごとをする時「〇〇してくれない？」と言ってくれるようになりました。その子が素敵な言葉を使えるようになったこと、自分の話を聞いて実行してくれることがとても嬉しかったです。

・施設内に良い循環があること
・ホーム間で連携することができること
・新任をサポートする体制が充実していること
・季節の行事がたくさんあること
・ボランティアさんとの繋がりが多く、たくさん支えていただいていること
です。