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最終更新日:2025/4/1
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部署名事業統括本部 情報システム部 技術第二課
現在私が携わっているのは、GIS(地理情報システム)を活用したコンサルティングです。GISはインターネットで提供されているマップ情報に、水道管や下水道管といった地下埋設物の情報を重ねあわせ、自治体による管理・点検等に使うものです。降雨情報を取り込み、豪雨で排水能力を超えそうな際は、浸水リスクの予測や把握をするシステムの企画・開発なども手がけました。このシステムにはアプリケーションとクラウドの2タイプがあり、私は自治体へのシステム導入を担当しています。
GISは日水コンが自社開発した製品です。私が入社した頃、ちょうどクラウド化するプロジェクトが始まりました。サーバーを必要とするアプリケーション版より、手軽でコストがかからないクラウド版は、スマートフォンやタブレットで屋外にも情報を持ち出すことができます。GISを扱うのは初めてでしたが、研究開発段階では誰でも使いやすいよう機能の絞り込みをメインに、点検管理の情報プラットフォームとしての要素を満たすものとして、企画・設計・検討を重ねていきました。2年間の開発期間を経てリリースされた「BlitzGIS」は、アプリケーション版より簡単で使いやすく、お客様に大好評をいただきました。「現場と事務所のやり取りが楽になった」というような、喜んで使ってくれている声を聞くと、「人の、そしてインフラ整備の役に立っているものに携われた」と、私自身喜びでいっぱいになりました。入社前に思い描いていた社会貢献の形を、自分なりに果たせたと感じられた最初の仕事です。
「これまで培ってきたスキルを、社会貢献できる仕事で生かしたい」。そう考えたのが転職のきっかけでした。私は長年システム関連の仕事をしており、官公庁や金融関連の案件に携わってきました。しかしどうせやるならインフラ、特にその上流工程に関わるのも一つの夢でした。日水コンは上下水道施設や河川など、公共性の高い水インフラ施設を手掛ける会社。私の専門はシステム開発ですが、日水コンであれば単なるエンジニアの枠を越え、コンサルティングという領域で最上流から施設整備や課題解決の取り組みに挑むことができると思うとワクワクしました。これこそ、私が求めていたフィールドでした。