最終更新日:2025/5/9

大和工業株式会社【東証プライム市場上場】

  • 上場企業

業種

  • 鉄鋼
  • 金属製品
  • 機械

基本情報

本社
兵庫県
PHOTO
  • 役職
  • 金属系
  • 技術・研究系

どんな形状の製品も鋳造技術でカタチにしてみせる

  • R.Y
  • 2005年
  • 工学部 材料創造工学科卒
  • 重工部鋳鋼課
  • 船尾部品の鋳型の製作方法立案

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 形の残る仕事
  • 環境・エコロジーに携わる仕事
  • 社会インフラを支える仕事
現在の仕事
  • 部署名重工部鋳鋼課

  • 仕事内容船尾部品の鋳型の製作方法立案

入社の決め手

学んだ知識を活かし、環境にも貢献できると感じたためです。
鉄のスクラップから、高品質な鉄鋼製品が製造できる。私は大学で鉄鋼材料について研究していた時に「電炉」というプロセスを知り、電炉メーカーに興味を持ちました。資源のリサイクルにも貢献するこの分野で、学んだ知識を活かしたい。そう強く思ったことが、入社したきっかけです。


仕事内容

毎回異なる鋳型の製作方法を立案を行っております。
私の担当は、船尾部(スタンフレームやラダーホーン)などが作られる最初の段階です。つまり鋳造の工程で、溶かした鉄を流し込む「鋳型」の製作方法を立案することです。ひとつとして同じものはない製品を、高品質かつ低コストで製造するために、三次元凝固解析ソフトや、三次元CADを使ってシュミレーションしています。


大切にしていること

たゆまぬ改善で品質を向上することです。
「船舶の船尾部」とひとくちに言っても、取引先のニーズによって形状や厚みは細かく異なり、ひとつとして同じものはありません。求められる形状によって、どんな構造の木型にするか、凝固収縮分の溶鋼を補う「押湯」や、溶かした鉄が通る「湯道」をどのように設計するかで、品質はもちろん鋳造後の加工にかかる手間も大きく変わります。高品質、低コストを実現するため、常に改善に取り組んでいます


仕事のやりがい

多くの試行錯誤をしスキルが磨かれたことを実感するときです。
配属当初は三次元CADの使い方もわからず、大変でした。しかし、上司からアドバイスをもらいながら製作方法を何度も改善して、初めて製品となったものを目の前にした時は感激しました。パソコン上のシミュレーション通りにいかない場合もあり、今でも試行錯誤の毎日ですが、だからこそやりがいがあります。多様な条件が複雑に関係し合って発生する鋳造欠陥の原因を突き止め、良い結果を出せた時には、大きな達成感がありますね。


就活生へのメッセージ

当社重工部は、主に鋳鋼、機械加工、製缶、鋼材加工部門に分かれており、大型鋳鋼品の製作から機械加工、大型の製缶構造物の製作まで、一つの事業所で一貫した製作工程を有しているのが大きな強みと思います。その中で、早いうちから品質上重要な業務に携わったり、トップダウンのみならずボトムアップで新しい技術、手法を検討し、改善に向けて取り組んだり、難しいことも多いですが、回りのサポートも受けながらやりがいのある仕事ができる職場環境だと感じます。


会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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