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最終更新日:2025/4/1
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部署名宮崎地方事務所
勤務地宮崎県
私は、大学在学中に社会福祉を学ぶ中で、地域から孤立し、生きづらさを抱えた人たちへの支援について関心を持つようになりました。また、虐待や認知症などから起こるトラブルは、法的なサービスによって解決する事例が多いことが分かり、福祉と司法の連携の大切さを知りました。 法テラスについては、就活サイトで初めて知りましたが、業務内容などをみていくと、「司法ソーシャルワーク」(自ら法的援助を求めることが難しい高齢者や障がい者について、福祉機関等との連携を強化し、包括的な援助を行う施策)という取組に力を入れていることが分かりました。福祉関係の仕事も視野に入れて就職活動をしていましたが、支援に大切な他機関との連携に大きく関わっているところに魅力を感じ、自分の関心のある分野の仕事をしたい、また、福祉と司法を身近なものにできるよう貢献したいと思い、ご縁もあって入職することを決めました。
私は大学で法律を学ぶ機会が少なく、法律の知識がほとんどない状態からのスタートでした。最初は業務についていけるか不安でしたが、法テラスでは、本部主催の研修(新規採用者研修やフォローアップ研修など)や、地方事務所内での勉強会など、法制度を学べる機会が充実しているため、業務を行う上で必要な知識は入職してから身に付けられると思います。 例えば、福岡地方事務所に所属していた時は、刑事事件手続や犯罪被害者関係などの勉強会が開かれ、弁護士から直接お話を伺う機会が何度かありました。また、スタッフ弁護士が担当している事件の裁判を傍聴したこともあり、私たちには見えない現場の様子を知ることができました。弁護士の活動と法テラスの業務がどのように関わっているのかを考えながら仕事ができるようになり、周りの支えもあって、今では円滑に仕事を進められています。
法テラスに入職後、業務を通じて、世の中の法的サービスを求めている人の多さに驚きました。貧困等、経済的事情により、問題解決に向けて思うように活動できない方がたくさんいらっしゃいます。法的な問題を抱えている方が弁護士や司法書士とつながり、法律相談後、「相談することができてよかった」と、すっきりした表情で帰られるところを見ると、法テラスの存在意義を改めて感じることができ、業務を行う上でのやりがいにもつながっています。 また、法テラスの業務は多岐にわたり、私は入職して3年が経ちましたが、まだ経験していない業務がたくさんあります。現在担当している民事法律扶助業務でも、法律相談の受付から弁護士費用の立替に関する事務など、業務内容は幅広いです。最初は目の前のことだけしか見ることができませんでしたが、先輩職員からOJTで教わりながら、業務内容の理解を深めることができました。また、少しずつ自分のできる仕事の範囲も増え、入職当時と比べると視野が広がり、成長できたと思います。
法テラスでは、電話や窓口対応で利用者とお話しすることはありますが、問題を抱えている人を専門家につなぐ仕事であるため、直接的な支援はできません。そのため、感謝される機会は多いとは言えないですが、社会を支えるために必要な縁の下の力持ち的な機関だと考えています。 また、法テラスへの入職を決める際に、転勤があることについて悩みましたが、「知らない土地で生活することになってもこれも縁」、「その場所でしか経験できないことを楽しもう」と、前向きに考えることにしました。現在、所属している宮崎地方事務所では、職員の仲が良く、休日は予定を合わせて遊びに行くなどして、初めての宮崎ライフを楽しんでいます。 就職という人生で大きな決断をすることに、たくさん迷うことがあるかと思いますが、自分の気持ちを大切に、無理せず頑張ってください。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。