企業研究をはじめるにあたって、最初に心がけるべきだと思うのは「名前に惑わされるな」ということです。勝手な思い込みをしない、と言い換えても良いかもしれません。
学生のみなさんがよく知っている会社でも、一般には知られていないところで、思ってもいなかった事業を展開していることがあります。また、思っている以上に多様な職種がある可能性もあります。例えば当社の場合、社名に「水産」が付いており、漁に出たり加工をしたりなどのイメージがあるかもしれません。しかし、卸売市場で鮮魚を適正な価格で流通させる以外にも幅広く事業展開しています。入社するまでは魚を触ったことがなかった、という社員も活躍しています。
視野を広げるためにも、合同見学会を活用するのは良いと思います。その際に、興味のある会社についての理解を深めることも大事ですが、積極的に「まだ知らない会社」にアプローチするのもお勧めです。私自身、教員かIT企業への道を考えていたのですが、合同見学会で当社に出会い、今につながっています。私は食を通じて地域に貢献できることが入社の決め手となりましたが、自分にとって働く上での「軸」となるものは何かを考え、軸がブレないように意識してみてください。
【総務部/T.Mさん】