2020年の生産3.6%減。2021年度は横ばいを予測
セメントは石灰石を主原料として焼成し、石こうを加えて製造する。建設や土木などが主要な需要先。国内需要はバブル経済時の1990年度に8,628万トンに達したが、その後は減少が続き、これに伴い業界再編も活発化。現在は主要となる17社ほどに落ち着いた。
セメント協会によると、2020年の国内生産量は前年比3.6%減の5,605万トンと、3年連続で減少した。販売量の内訳は、内需が同5.2%減の3,925万トンで、ピーク時の半分以下。輸出は5.5%増の1,111万トンと、内需の3割近くに伸び、各社とも力を入れている。同協会は21年度の需要見通しも発表。内需は前年度比横ばいの3,900万トン、輸出は同1.8%減の1,100万トンを見込んでいる。