グッドデザイン賞

障がい学生の保護者向け

有識者が答える
保護者のお悩み解決Q&A

Q

障がいのある学生が就活を進めるうえでの相談先が分かりません。

#就活の相談先
#第三者

この方が回答してくださいました

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株式会社マイナビ
マイナビ編集長

高橋 誠人さん

=回答者のご紹介=
2002年中途入社後、マイナビの学生向け広報業務に携わり、その後営業の現場で、企業の採用コンサルティングに関わる。熊本支社長、鹿児島支社長、兵庫支社長を経て、2018年7月より現職。日本キャリア開発協会会員(CDA)、国家資格キャリアコンサルタント

A

障がいのあるお子さん自身にとって保護者の存在はもちろん大きい。ただ、他にもサポートしてくれる場所は多い。

お子さんと保護者のみで解決するのも良いが、積極的に周囲からのサポートを頼っても良いでしょう。

まずはもっとも自分のことを知ってくれている保護者の存在は大きいです。お子さん自身の障がいの細かいところを理解してあげた上でのご意見はきっと参考となるでしょう。
また、学校にあるキャリアセンターやピアサポートセンター、障害支援センターなども積極的に利用しましょう。過去の先輩たちの実態を参考に選考の対策や求人探しなど、さまざま点で就職活動のサポートをしてくれるはずです。
それ以外には、必要に応じて障がいのある学生向けの紹介エージェントを活用することも有効です。障がいを考慮した求人を紹介してくれるだけでなく、選考の対策などもサポートしてくれます。

障がいがある学生が相談する先として最適なのはひとつではありません。

マイナビが就活生全体に対しておこなった『2023年卒大学生活動実態調査 (5月)』によると、「就職活動をする上で相談した相手は?」によると、一位が「保護者」で60%にも上りました。
しかし別の調査によると、「保護者が出来ることは現状少ないと感じている」と回答した保護者は72%でした。
このことから、一番の相談先である保護者も現在の就職活動や企業の採用活動について情報収集をし、親子で円滑なコミュニケーションができるような環境を作るのことがお保護者ができるキャリア・就職支援の一つではないでしょうか。

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