グッドデザイン賞

障がい学生の保護者向け

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Q

就活におけるWEBと対面の違いについて教えてください。WEBは不利って本当ですか?
(※WEB:オンライン説明会、オンライン面接など)

#WEBと対面の違い
#障がい者の就活

この方が回答してくださいました

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株式会社マイナビ
マイナビ編集長

高橋 誠人さん

=回答者のご紹介=
2002年中途入社後、マイナビの学生向け広報業務に携わり、その後営業の現場で、企業の採用コンサルティングに関わる。熊本支社長、鹿児島支社長、兵庫支社長を経て、2018年7月より現職。日本キャリア開発協会会員(CDA)、国家資格キャリアコンサルタント

A

一口にどちらが有利というのはなく、それぞれにメリットがあるため、お子さんの事情に応じて使い分けてみよう。

就職情報サイトが実施するイベントでは、WEB形式と対面形式の両方を準備しています。

まず、マイナビをはじめとする就職情報サイトが開催する対面型のリアルイベントについては、いずれも気になる企業の話を聞くだけでなく、知らなかった企業と出会う機会として活用することがオススメです。
WEBの方が視聴しやすい、交通費がかからないという利点があります。対面については説明以外の箇所、例えばブースの装飾や準備の様子、社員間のコミュニケーションの様子などから、社風や雰囲気にかかわる情報が得られるという利点があります。
次に選考については、WEBも対面も求められる点では違いはありません。移動時間や交通費がかからない点でWEBの方が負担が小さいとも言えますが、通信環境によってうまくつながらず受け答えが十分にできなかったという例もしばしば耳にします。

では障がいのある学生にとって、WEBと対面のどちらの方が良いのでしょうか?

障がいのある学生にとっては、自身の障がいに合わせて企業と選考の方法を調整すると良いです。たとえば、移動の負担が大きい人や安心できる環境が重要だという人にとっては自宅から選考を受けられるWEB形式は有効だと言えます。
逆に対面の選考では、実際に働く環境やその企業の配慮事項を確かめられる点が有効でしょう。選考のタイミング等の影響もありますが、企業の人事の方に相談をすることは問題ないことが多いですので、まずは相談するようにしましょう。

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