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事業が自走し、地域に根付く瞬間が嬉しい

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地域とともに奔走し続ける山下さんの下には、さまざまな悩みや相談が届きます。しかし、目に見える課題を解消するだけでは、本質的な解決にはならないと話します。
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山下
地域の活性化は、イベントが無くなったら終わり、自治体の体制が変わったら打ち切り、となってしまっては意味がありません。地域で自走し、持続可能にすることが肝なんです。
その意味で、eスポーツイベントは印象深かったそうです。
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もともとeスポーツ事業は、コミュニティスペースや障がい者施設などを舞台に、NTT東日本とNTTe-Sportsが主導して実施していました。しかし、こちらの手が離れてからも「入居者の方に楽しんでもらいたい」「自分たちでやってみよう」と、施設の方が自主的に開催する形式に変わりはじめています。私たちの取り組みが認められた気がして、とても嬉しかったのを覚えています。
また、山下さんは調布市近郊の学生を対象にしたワークショップにも携わっています。テーマは「『こんな街に住みたい!』を実現する未来のアイデア検討会」。自らの学生時代を思い起こしながら、ワークショップの様子を振り返ります。
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山下
ワークショップで出た学生の意見を副市長や地域企業の幹部に届けました。私も大学3年生の頃、NTT東日本のインターンシップで地方創生事業のアイデアを発表したことがありますが、その経験と今が重なるとは、思いもよりませんでしたね。学生たちと一緒にまちづくりに対して意見提言ができたことに、やりがいを感じました。

魅力ある地域であり続けるために。
NTT東日本が持つデータと技術をフル活用

人口減少が続き、ますます広がりを見せる地域の格差。内閣府が地方創生推進事務局を立ち上げたことを皮切りに、地方創生に携わる企業も増えてきました。通信事業者であるNTT東日本が地方創生事業を手掛ける意義はどこにあるのか、山下さんは熱い想いをめぐらせます。
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山下
私たちNTT東日本グループは、古くから地域に通信インフラを提供し、住民の方々や自治体・企業と密に関わりながら歩んできました。だからこそ、「あんなものがあったらいいな」「こんなことができないかな」といった、住民のリアルな声にこれからも応え続けていきたいんです。
しかし、簡単な道のりではありません。
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山下
持続可能な社会を目指すとき、人の手が多ければできることもたくさんあります。しかし、ますます人口減少が進むこれからの日本では難しい。そこで必要となるのが、「省力化」です。

たとえば、ICT技術により取得した住民の移動データを活用すれば、避難経路の設定や防災計画の策定、高齢者向けのヘルスケア施策など個人に寄り添った質の高いサービス提供が可能です。また、私たちの持つDX技術により、数値の分析やシミュレーションの省力化を効率的に進めることもできます。
NTT東日本が持つデータや技術が地方創生に活路を見出している、としたうえで、山下さんは「いま住んでいる街も、旅行先で出会う街も、大好きだから守り続けたいんです」と話してくれました。

地方創生に大切なものは「三方よし」の経営哲学

地方創生に注目が集まる一方で、「ビジネスとして成り立つのか」と参入を躊躇する企業も少なくありません。実際に、町おこしが経営破綻につながるケースも見られる中、山下さんの目指す地方創生の根底には「三方よし」という近江商人の経営哲学がありました。

地方創生に重要な「三方よし」

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地方創生は、すぐに利益が出るものではなく、長く向き合う必要があります。そのためには、企業・行政(地方・国)・市民による三方よしのバランスを長期的な目線で見極めることが大切です。
さらに、新しいビジネスの種は地方にあると、言葉を続けます。
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山下
産学官が連携して地域課題に取り組むことで、地方は主体性を持ち、さらに企業は東京だけでなくさまざまな地方でのビジネスに光が見えてきます。立場が異なる主体同士が交われば、新たな視点が生まれ、ビジネスの種を見つけやすくなるんです。
日本における地方創生モデルの確立は、同じように高齢化や人口減少に課題を持つ諸外国にもつながると、山下さんは海を越えたビジョンも教えてくれました。
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山下
地方創生が成功しモデルケースができれば、そのモデル自体を日本だけでなく、海外にも展開できます。現状、日本が抱えている少子高齢化・人口の減少・一極集中はいずれ世界の課題になる。そのとき、地方創生に携わった経験と持続可能な地域循環型社会をつくるノウハウが必ず求められます。地方創生は、ビジネス的にも大きな将来性を秘めています。

その場限りじゃ意味がない。地域に根ざす価値創造を

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地方創生という大きなテーマに挑む山下さんに、今後の展望を聞きました。
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山下
現在の業務では、郊外と呼ばれる成熟した街が主な対象ですが、今後はよりローカルな地域も含む、全国的な課題に取り組んでいきたいと思っています。たとえば、まちの再開発や環境配慮にまつわるエネルギー問題にも取り組んでいきたいです。また、これからの移動手段として自動運転バスやLRTなどモビリティの観点にも関心があります。センシングやクラウド技術、人流データの解析などNTT東日本として貢献できるシーンはたくさんあると思うので、それらを掛け合わせながら、地域のビジネスの種を創っていけたら面白いですね。
山下さんの目指す地方創生は、瞬間風速を求める取り組みではなく、地域に根ざした価値を創造し提供し続けること。ひとつのプロジェクトや自身の業務範囲にとらわれず、さまざまな地域との連携や積極的なメディアへの訴求も進めていくと語る姿には、力強い決意が見て取れました。
まとめ
仕事内容 NTT東日本のまちづくりコーディネート担当として、地域の価値創出のサポートを行う。具体的な業務は、自治体の担当者や地域の方々へのヒアリング、提案活動、プロジェクトの推進など。
仕事のやりがい 自分たちが主導していた地方創生事業が地域に根付いていることを実感できたときや、ワークショップを通じて学生たちとまちづくりについて考え、その意見を行政や企業の幹部らに届けられたとき。
現状の課題 人口減少が進む中で持続可能な社会を目指すには、省力化が必須。そのために、ICT技術の活用やDX推進によってさまざまなデータを活用し、効率的で質の高い施策を実行していかなければならない。
今後の目標 地域ごとの課題と向き合いながら、新たな地方創生ビジネスの種を創っていきたい。関心のあるエネルギーやモビリティの分野にも取り組んでいきたい。

東日本電信電話(株)
【NTT東日本】

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