2022年度は増収減益。ネット取引の割合は23%超
日本証券業協会によると、2022年度の会員269社の営業収益は、前年度比9%増の4兆1,925億円、純利益は同38%減の3,343億円と増収減益。金融収益は同62%増の1兆67億円だが、株式などの受入手数料が同3%減の2兆2,875億円と減少した。受入手数料は変動が大きいことから、各社とも企業や個人の資産管理などに力を入れる。
ネット証券の口座数は23年3月末で約4,100万と、22年9月末比で200万増加。ネット経由の現物・信用取引(上場投資信託、不動産投信含む)は229兆円超で、委託取引の全売買代金に占める割合は23.8%だ。