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男性保育士インタビュー
教えて!現場で活躍する先生たち
男性保育士ってどうですか?

男性保育士ってどうですか?

日々の保育において、年齢や遊び方に応じてどんな点を意識していますか。

中山さん中山さん
どんなときも笑顔で、子どもの目線に立って関わる姿勢は、基礎的なことですが重視しています。また、特に低年齢児と関わる上で意識しているのは、今日できたことが必ずしも明日できるとは限らない点。調子や気分により一進一退しながら成長していくので、「今日はちょっとだけお手伝いするね」などと柔軟に対応することを心がけています。
望月さん望月さん
私の園では、築山や樹木を活用したシンプルな遊具をたくさん用意し、園庭でも遊びこめるくらい充実させています。寒い時期にはたき火をすることも多く、つい先日は飯ごう炊さんを楽しみました。もちろんリスク管理は必要ですが、たき火を通じて、風上風下を感じるなど自然のさまざまな事象に気づく経験は、大切にしていることの一つです。

室内での遊びや活動についてはいかがでしょうか。

望月さん望月さん
室内では「静」と「動」をしっかりと切り分けることで、メリハリある活動を意識することが多いです。具体的には、粘土や折り紙などに集中して取り組めるスペースと、巧技台を組み合わせるなどして思い切り体を動かせるスペースを分けています。子ども自身がやりたいことを考え、自分の意思で自由に活動を選ぶことにもつながっていると思います。
中山さん中山さん
段ボールを使った滑り台や木馬など、職員が手作りしたおもちゃを組み合わせてアスレチックのようにし、雨の日でも元気に体を動かして遊ぶことを意識しています。コロナ禍で休園を余儀なくされた時期に、職員が時間を有効活用しておもちゃを制作してくれていました。その文化が根付き、今も室内遊びがどんどん充実していっています。
望月先生の職場での様子

望月先生の職場での様子

男性保育士率 園では31人中
4人の男性保育士が活躍中!

保護者との関わり方について、注意していることはありますか。

望月さん望月さん
私が重視しているのは、ホスピタリティーを持って接すること。どんなに仲良くなったとしても過剰にフレンドリーな言葉遣いにならないよう注意しつつ、安心感を抱いてもらえるよう、細やかな配慮とともにお話しをするよう努めています。これは連絡帳においても大切なことで、単に活動内容を書くだけでなく、その子の気持ちまでイメージできるような記載を心がけています。
中山さん中山さん
保護者から相談を受けたとき、どう答えようかと思案しながら聞くのではなく、まずは「傾聴」に集中することを大事にしています。保育の専門家としてアドバイスすることも重要ですが、気持ちを受け止めることを忘れてはなりません。上手に回答しようと焦るよりも、相手の思いを引き出しつつ、必要に応じて提案するようなイメージです。