オンラインゲーム市場は1.2兆円。サービスの多様化が進む
ゲームソフトは、企画・販売を担うパブリッシャーと、開発を担当するデベロッパーに分けられる。経済産業省の電子商取引(EC)市場調査によると、2023年のオンラインゲーム市場は、前年比3.6%減の1兆2,626億円と、2年連続で減少した。21年がコロナ禍による巣ごもり需要で伸びた反動が出た形。ただ、民間調査機関によると、家庭用ゲームソフトの市場は約3,800億円としており、スマートフォンなどで楽しむゲームが主流だ。
オンラインゲームは、SNSを通じて登録会員同士がソフトをダウンロードしてプレーするソーシャルゲームと、ソフトをダウンロードしないブラウザーゲームなどがある。このほか、クラウドゲーム、サブスクリプション型などサービスの多様化が進んでおり、今後も安定した需要を見込めそうだ。