【マンガで読む】体育会系学生のための
忙しくてもできる
就職活動の進め方

【仕事研究って、いったい何?~その2~】
企業に求められる役割、
必要なスキルを理解する
さまざまな分野と連携する業界、数多くの職種がある企業など、情報量が膨大で仕事研究をするにも、何から手を付ければいいか分からなくなってしまうことはありませんか? 企業が展開しているプロダクトの情報や理念といった大まかなイメージはつかめていても、実際に就業後にどんな仕事をするのかまでは想像しにくく、「自分の働く姿」があいまいな場合もあるのではないでしょうか。
実際の業務に対する理解が及ばない状態では「入社してみたら想像と違った」というミスマッチが起きてしまう可能性があります。それを避けるためには気になる企業の構造を知ることから始めてみましょう。といっても難しく考えることはありません。ここでは日頃のスポーツシーンを基に、企業の組織や職種を理解するためのヒントを紹介していきます。
企業の組織や職種を知って
「働く姿」をつかもう!

入社後に「思い描いていた働き方と違う」といったようなギャップが生じないよう、志望企業が行う事業や、業務内容に関する情報はできるだけ具体的にしておく必要があります。
また表面的な情報だけに頼らず、その企業を構成する組織としてさまざまな職種があることも理解しておきましょう。それを知るヒントになるのが「組織図」です。
表面的には見えなかった企業の概形が見えるため、自分の持つ強みと照らし合わせて、どこでどのように活躍できるのか解像度を高めることができます。仕事研究を行う際には、自分の活躍が具体的にイメージできるところまでとことん調べてみましょう。
知っておきたい
就活情報
「有価証券報告書」も貴重なヒントに!
企業について具体的に知ることができる情報源として「有価証券報告書」を読んでみることも一つの手です。有価証券報告書とは、上場企業が年に一度、投資家や株主に向けて提出する公的な書類で、企業の経営状況や財務情報、事業の内容などについて、詳細にまとめられている書類です。
いきなり最初から最後まで読み解くのは、ややハードルが高いですが、目次などを見て自分が気になったところだけを見てみると、その企業に対する理解がより深くなります。もしも読んでいて疑問や分からないことがあれば、会社説明会などで直接、社員に聞いてみるのも、理解を深めるヒントになるでしょう。さらに、仕事研究がしっかりできているアピールにもなります。
(有価証券報告書から分かることの例)
・どんな事業をしているのか
・どれくらいの売上や利益があるのか
・同業他社と比較してどんな違いがあるのか、どの分野に強み・弱みがあるのか
・これからの方針や今後の戦略
・働く環境や人材の考え方
など
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