
入社のきっかけは学内説明会で
学校の先輩から話を聞いたこと
私が通っていた大学の先輩が、京都大原記念病院グループに入社されていました。将来の仕事について考えている時に、たまたまその先輩が学内の合同就職説明会に来られていました。説明を聞いて、介護以外にも、グループの事業を企画運営する職種など、幅広いキャリア形成ができるんだと感じました。そして、やりがいがありそう、働きがいがありそうな職場だな、と興味を持ったことがきっかけで入社を決めました。
また学生時代に地域の高齢者施設で夏祭りがあり、その夏祭りにボランティアとして参加した際に、「ありがとう」や「頑張ってるね」と笑顔で言ってもらえ、すごく嬉しく感じました。介護の仕事に就けば、自分が提供したサービスでご利用者からの「笑顔」と「ありがとう」をもっと感じることができ、やりがいがあるだろうなと思い、この仕事を目指しました。今ではご利用者だけではなく、当時は考えていなかった、ご家族からもお礼の言葉をいただくことができています。自分が想像していた以上にやりがいを感じています。

「ありがとう」と感謝の言葉を
聞けると元気が湧いてくる
現在は介護老人保健施設で勤務しており、ご利用者の食事、入浴、排泄介助やお悩みの相談、生活全般のお手伝いをしています。またご利用者の普段のご様子、食事の摂取量等の記録といった仕事もあります。多職種と連携して行う仕事もあり、ご利用者の日常生活動作に合わせた福祉用具の選定や、転倒などの事故が発生しないよう対策案を挙げて、職員全体で安全に過ごして頂けるように努めています。何か月ぶりかに施設を利用されたご利用者に、私の名前を覚えてもらっていたことが印象に残っています。「孫の名前と似ている」「対応が良かった」という理由で覚えてくれていたようで、それを聞いてとても嬉しかったのを覚えています。
介助は身体全体で仕事を行うため体力を消耗しますが、「ありがとう」と感謝の言葉を聞けるとすごくやりがいを感じ、元気が湧いてくる仕事であると感じました。
ご高齢の方は免疫力や身体機能が低下している為、病気にかかりやすかったりします。少しでも早くご利用者の体調の変化に気付けるよう、普段からご様子をよく見ておくことを大切にしています。今後も普段から様子観察を怠らないこと、介護職の目線だけで物事を決めず多職種の意見も取り入れながら、協力してご利用者のケアにあたりたいです。