インターンシップ&キャリアの探し方と参加までの流れ

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就職サイトから応募する? 学校から応募する?

就職情報サイトか学校から応募するのが一般的

インターンシップ&キャリアへの申し込み方法は、マイナビのような就職情報サイトから応募する方法と、学校を経由して応募する方法の2つが一般的です。それぞれ特徴があるので、違いを覚えておきましょう。

就職情報サイトから応募する

就職情報サイトには、さまざまな企業のインターンシップ&キャリアの情報が掲載されています。志望する企業が明確でない人や、たくさんの選択肢の中から選びたい人は、まずは就職情報サイトをチェックするといいでしょう。
気になる「キーワード」や「やりたいこと」からさまざまなコースを探すことができるので、たいへん便利です。

学校を経由して応募する

学校を経由して応募する場合は、主にキャリアセンター(就職課)に届いている企業のインターシップ情報から自身の希望に合うものを探す形となります。
キャリアセンターで扱うプログラムの数は、就職情報サイトに比べると少ないことが多いようです。しかし、インターンシップ&キャリアへの参加を単位として認めるシステムが用意されていることもあります。低学年だからといって遠慮せず、キャリアセンターも積極的に活用しましょう。
このほか、企業のホームページから直接申し込むという場合もあります。

志望する企業がインターンシップ&キャリアを実施していないときはどうすればいい?
同業他社まで視野を広げて情報収集をしてみましょう。

インターンシップ&キャリアに参加する最大のメリットは、学生のうちに社会経験を積めることです。興味のある企業がインターンシップ&キャリアを実施していない場合、もしくは、参加したかったプログラムの選考に通過できなかった場合は、同業他社が実施しているプログラムを探して参加してみましょう。

自分に適したインターンシップ&キャリアの募集情報の見つけ方

就職情報サイトには、多くのインターンシップ&キャリアの情報が掲載されています。ゼロから探すと、情報の多さに疲れてしまうかもしれません。そこでまずは、業種について調べ、関心を持てる業種を探すところから始めるといいでしょう。マイナビでは、掲載企業を次の8つの業種に分類しています。

○メーカー

「ものづくりをメインとする企業。鉄鋼・金属、紙・繊維、食品、自動車、住宅、精密部品、アパレル、化粧品会社など

○流通・小売

消費者がモノを買う場所を提供する企業。デパート、スーパー、コンビニ、ドラッグストア、通信販売など

○サービス・インフラ

生活を豊かにするサービスを提供する企業。旅行、ホテル、不動産、冠婚葬祭、教育、コンサルティング会社など

○ソフトウエア・通信

IT技術を駆使して情報を扱う企業。ネット関連、ゲーム会社、通信会社、ソフトウエア開発会社など

○商社

メーカーと小売りをつなぎ、あらゆるものを流通させる企業。総合商社、専門商社、卸売会社など

○金融

お金を通じて社会経済に貢献する企業。銀行、証券会社、生命損害保険会社、クレジットカード会社、信金・労金など

○広告・出版・マスコミ

情報の収集や発信を行う企業。放送、出版、芸能、映画、広告会社など

○官公庁・公社・団体

公的な事業で国民や地域に貢献する企業。中央省庁、地方公共団体、警察など

興味のある業種がある程度しぼり込めたら、就職情報サイトまたはキャリアセンターで、インターンシップ&キャリアの情報を探しましょう。就職情報サイトの場合、業種や職種によるしぼり込みができるので便利です。また、マイナビには、気になる企業を保存できる「検討リスト」機能があり、リストに入れておくと後から比較検討するのに便利です。

働きたい業種や職種のイメージがすでにある人は、まずはその業種・職種に関連したインターンシップ&キャリアに参加することをおすすめします。一度参加してさらに興味が増したら、ほかの企業のプログラムにもいくつか参加し、徐々に業種や職種をしぼり込んでいきましょう。

ただし、初めから業種や職種をしぼり過ぎるのは禁物です。可能性をつぶしてしまう恐れがあるからです。特に低学年のうちは視野を広く持ち、さまざまな業種・職種をのぞいてみてください。

自分に適したプログラムを見つけるためには、インターンシップ&キャリアを通じて学びたいこと・身に付けたいスキルなど、あらかじめ目標を立てておくことも大切です。「興味のある企業の事業についてもっと知りたい」「社会人の先輩たちと交流して、職場の雰囲気を感じてみたい」など、何でもかまいません。

そして、インターンシップ&キャリアの情報を見る際は、プログラムの内容が自分の目標を達成できるものかどうかを確認してください。インターンシップ&キャリアという貴重なひとときをより有意義なものにするためにも、目標に合ったプログラムを見極めるようにしましょう。

業種も職種も、どれを選べばいいかわからないときはどうすればいい?
診断系ツールの活用をきっかけにしてみましょう。

低学年のうちは、業種・職種ともに明確に選ぶことが難しい人が多いかもしれません。その場合は
「【適職診断】MATCH plus」
「【性格・適性診断 レジリエンス診断】「マイナビコンパス」
「長所短所診断」
といった診断系ツールを利用したり、
「お願い! 他己分析」
を使って自己分析を進めたりして、それらで得られた診断・分析結果をもとにインターンシップ&キャリアの参加先を決めてはいかがでしょうか。実際に参加してその業種・職種には適性がないと感じたら、次回はほかの業種・職種のプログラムに参加してみましょう。低学年から参加していれば、志望先を変更する時間は十分あります。

応募から参加までのスケジュール

インターンシップ&キャリアへの応募締め切りは、一般的に実施の1カ月ほど前に設けられています。夏のインターンシップ&キャリアなら6~7月頃、秋は9~10月頃、冬は12~1月頃が応募のピークです。

ただし、締め切りを早めに設定していたり、不定期で開催するケースもあります。「気が付いたときには、応募しようと思っていた企業の締め切りを過ぎていた!」なんてことがないよう、募集情報はこまめにチェックしましょう。

また、インターンシップ&キャリアの情報は、実施時期の2~3カ月前までに告知されます。申し込みを先着順で受け付ける企業もあれば、エントリーシートなどの提出を求める企業もあるので、下記の流れを参考にしてあらかじめ準備を進めておくと安心です。

8月開催のインターンシップ&キャリアに参加するまでの流れ

まずは、就職情報サイトに登録する
多くの学生が、就職情報サイトからインターンシップ&キャリアの情報を収集しています。まずは、マイナビ2026に会員登録しましょう。会員登録をすることでインターンシップ&キャリアの開催情報を得られたり、プログラムへのエントリーなどの応募に進めたりするようになります。早いうちから登録しておいて損はありません。
このほか、大学のキャリアセンター(就職課)でもインターンシップ&キャリアの情報を扱っていることがあるので、こちらも併せてチェックしておきましょう。

6月(説明会に参加)
気になっている企業の会社説明会や、インターンシップ&キャリアの合同説明会には積極的に参加しましょう。社員から直接話を聞ける機会もあり、興味のある業種や仕事に対する理解が深まります。

7月(応募する)
企業によりますが、インターンシップ&キャリアの実施時期の1カ月前に締め切りを設けているケースが多いようです。余裕をもって応募しましょう。エントリーシートの提出や面接などで参加者を選考する企業もあります。選考に通過したら、締め切り日から1週間ほどで2次選考などの案内メールが届きます。

8月(プログラムに参加する)
参加当日までに、インターンシップ&キャリア先の企業や業界について情報を収集しておきましょう。服装や筆記用具などの持ち物の準備も忘れずに。

複数のインターンシップ&キャリアに応募してもいい?
問題ありません。興味のあるプログラムには積極的に応募しましょう。

人気のあるプログラムでは、応募者が多く、インターン選考が行われることもめずらしくありません。そのため、選考に通過できない、ということもあります。最初から1社にしぼらずに、例えば興味のある業界があるなら、その中から複数の企業のコースに応募するのが一般的です。最初から1社にしぼって、その企業のインターンシップ&キャリアの選考に落ちてしまうことがあれば、その企業が属する業界への理解を深める機会も失うことになってしまいます。

S H A R E

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