自己分析のやり方が知りたい!大学生が1・2年生で始めておくこと

自己分析 やり方 大学生

就職活動の際には、自己分析が重要だという話を聞いたことがある大学1・2年生もいるでしょう。けれど、大学3年生の3月以降に始まる就職活動は「まだ先のこと」と考えている方も多いかもしれません。

実は、大学1・2年生のうちに自己分析を行っておくことは、就職活動だけでなく大学生活を充実させるためにも役立ちます。

そこでこの記事では、自己分析に取り組むタイミングや、大学1・2年生のうちに取り組んでおくと良いことを紹介します。早めに自己分析に取り組み、自分の強みや価値観を知っておきましょう。

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自己分析の目的

自己分析 やり方 大学生

就職活動においては、自己分析が非常に重要です。自己分析には、次の3つの目的があります。

  • 自分自身を適切にアピールする
  • 企業や仕事を選ぶ軸を決める
  • キャリア形成を考える

就職活動とは、自分自身を企業に売り込む活動でもあります。自分自身のことをよく知らなければ、企業へアピールするのは難しいでしょう。

また、自分自身が好きなことや考え方を理解していなければ、自分にあった仕事や企業、キャリアを見つけにくくなります。

そのため、就職活動では自己分析が重要視されているのです。

自己分析に取り組むタイミング

自己分析に取り組むタイミングに、明確な決まりはありません。しかし、大学3年生の3月以降に始まる就職活動をスムーズに進めたいと考えているのであれば、大学1・2年生のうちに取り組んでおくのがおすすめです。

就職活動が始まると、やるべきことが増えて忙しくなりがちです。大学1・2年生のうちであれば、比較的余裕を持って自己分析に取り組めます

また、大学1・2年生のうちに自己分析を行っておくことで、早いタイミングで自分の強みが理解できる点もメリットです。自分の強みが分かっていれば、その強みを伸ばすための行動を取りやすいためです。

就職活動のために「良い」とされている行動は多数あります。例えば、留学やサークル活動、資格取得などが挙げられるでしょう。

しかし、大学生の時間は限られています。良いとされているものすべてに十分な時間をかけられるケースはまずありません。自己分析をしていないと、あれこれ試して結果的にどれも中途半端になってしまう可能性があります。

自己分析をして自分のことを知っておけば「就職活動に役立つから」という理由だけで行動する前に、自分のアピールにつながるか、強みを強化できるかを考えてから行動するか判断できます。

さらに、自分の価値観を知っておくと、価値観に合った企業を見つけやすい点もメリットです。まずは自分の価値観に合う企業かどうかを調査したうえでオープン・カンパニーや仕事体験に参加できるため、自分に合う企業をより多くチェックできます。

このように、大学1・2年生のうちに自己分析に取り組んでおくと、多くのメリットがあります。

大学1・2年生のうちに取り組んでおくこと

自己分析 やり方 大学生

大学1・2年生で自己分析をする場合、どのようなことに取り組んでおけば良いのでしょうか?大学1・2年生で取り組んでおきたい、以下3つの自己分析の内容を紹介します。

  • 自分の興味を深掘りする
  • 自分の強みを見つける
  • 自分の価値観を明確にする

自分の興味を深掘りする

自分がどのようなことに興味があるのか知っておくと、志望する業界や業種・職種を選ぶのに役立ちます。

ただし、なんとなく興味があることを思い浮かべるだけでは、選択肢を狭めてしまう可能性もあるため注意しましょう。

例えば「プログラミングが好きだからIT企業を志望する」と考えるだけでは、IT企業以外の選択肢を排除してしまうことになります。しかしさらに興味を深掘りし、プログラミングの何が好きなのか、どのようなところが楽しいと感じるのかを考えてみると、その興味を満たす仕事が他にも見つかる可能性があります。

早いうちに自分が興味を持てる分野を知っておくと、さまざまなチャンスをつかみやすくなる点もメリットといえるでしょう。

プログラミングに興味を持っているのであれば、コンテストに出場するといった行動が考えられます。行動を起こすことで、コンテスト出場の際に知り合った人から良い情報を得られるといった、さらにチャンスが広がる可能性もあります。

大学1・2年生のうちに自分の興味を深掘りしておくことは、就職活動のためだけでなくさまざまな場面で視野を広げるためにも役立つのです。

自分の強みを見つける

自分の強みを自覚していないと、自分の行動が強みから生じたものだと気付けない場合があります。

例えば、課題解決力の高さを強みとしている人が、サークル内でトラブルを解決したケースを考えてみましょう。自分の強みを課題解決力の高さだと自覚している人であれば「強みを発揮した場面」として記憶しておける可能性が高まります。しかし、強みを自覚せず「当たり前のこと」として認識してしまうと、そのまま忘れてしまい、就職活動が始まってから苦労する可能性があります。

早いうちに自分の強みを知っておくことで、自分の強みを示すエピソードを見つけられず、慌ててしまうことを避けられるのです。

さらに、自分の強みを自覚していれば、その強みを活かした行動を意図的に取ることも可能です。例えば、人をまとめることが得意な人であればサークルのリーダーに、人への気遣いが得意な人であればマネージャーに立候補するといった行動が考えられます。

自分の強みを活かせる役割を得ることで、充実した大学生活を送れる可能性も高まります。

自分の価値観を明確にする

自己分析では、自分がどのような価値観を持っているのか自覚しておくことも重要です。

例えば、自分はどのような場所に所属したいと考えているのか、どのようなことを大事にしたいと考えているのかを追求してみましょう。価値観を明確にしておくことで、自分に合う企業を見つけられる可能性が高まります

また、自分の価値観を把握しておくと、就職活動だけでなく日常生活の中でも、合わない場で頑張り過ぎてしまうのを避けられます。自分の頑張りが足りないのではなく価値観に合っていないから辛いのだと認識できれば、方向転換の方法も考えられるでしょう。

自分の価値観に合う場所は、力を発揮しやすい場所でもあります。早いうちに価値観を知っておくことで、力を発揮しやすい場所を見つけやすく、頑張った成果が出やすい点もメリットです。

自己分析の具体的なやり方

自己分析にはさまざまなやり方があります。大学生におすすめの、簡単な自己分析のやり方は次の通りです。

  • 自分史の作成
  • 「なぜ」の深掘り
  • モチベーショングラフの作成
  • マインドマップの作成
  • 「ジョハリの窓」の活用

自分史やモチベーショングラフの作成は、自分の過去を振り返ることで、考え方を分析します。また「なぜ」の深掘りやマインドマップを使うと、自分の持っている価値観の確認が可能です。

「ジョハリの窓」は、他者から見た自分のイメージと自分自身が考えている自分のギャップを埋めるためのフレームワークです。活用することで、自分がどのような人物なのかをより深く理解できます。

これらの各手法について、具体的な手順については「自己分析のやり方は?簡単な5つの方法と就活に欠かせない理由を紹介」の記事で紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。

大学1・2年生から自己分析に取り組もう

自己分析 やり方 大学生

就職活動をスムーズに進めるためには、自己分析が欠かせません。しかし、就職活動が始まる大学3年生の3月を迎えてから自己分析を行うのではなく、大学1・2年生のうちに取り組んでおくのがおすすめです。

大学1・2年生のうちに自己分析に取り組んでおくと、就職活動だけでなく大学生活を充実させるためにも役立ちます。まずは、自分の興味の深掘りや強みを見つけることから始めてみましょう。

自己分析を行うためには、自分史の作成や「ジョハリの窓」の活用など、さまざまな方法があります。どのような角度から自分を知りたいかを決め、分析に取り組んでみてください。

S H A R E

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