最終更新日:2025/3/25

(株)三協技術

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 建設コンサルタント

基本情報

本社
宮城県
PHOTO
  • 10年目以内
  • 化学系
  • 技術・研究系

一つひとつの経験が、地盤解析技術の向上につながっています

  • Y.T.
  • 2014年入社
  • 32歳
  • 新潟大学
  • 理学部 地質科学科
  • 地盤環境部
  • 係長 ※2023年3月現在

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 形の残る仕事
  • 地域社会・地域密着型の仕事
  • 社会インフラを支える仕事
現在の仕事
  • 部署名地盤環境部

  • 仕事内容係長 ※2023年3月現在

現在の仕事について教えてください。

就職活動中に地元、宮城県の建設コンサルタント会社である『三協技術』を見つけて、新潟の大学で学んだ地質科学の知識を生かして働きたいと思い当社へ入社しました。現在は地盤環境部の主任として、地質調査のボーリング現場管理と調整・資料整理の取りまとめ、地盤技術解析などを行っています。現場管理では、実際の現場作業を行うボーリング業者の職人さんたちに対して、現場に入る前の場所や掘り方の指示出し、進捗の確認などを行う現場代理人のような役割を担っています。地盤技術解析は、業者の方から上がってきたボーリングデータをもとに、どのような地盤なのか解析を行い、設計に使うための地質断面図という資料に取りまとめる業務です。


仕事のやりがいは何ですか?

業務を通じて、軟弱地盤といった難しい地盤を解析できる技術が身についたと実感できた時がうれしいですね。軟弱地盤だった場合は、沈下の恐れがないかを確認したうえで、設計担当者とともに対策工事の調整を行います。自分だけで判断できない場合は、経験豊かな上司に相談して、議論をしながら解析することもあります。このような経験を重ねると確実にスキルアップし、次に類似した地盤の解析を行った際に、これまでの経験や知識が役立ちます。実際に活用できた時のやりがいは大きいですね。また、当社は設計がメインの会社なので、私たち地質調査と設計の社員が連携することも多く、一緒に仕事をやり遂げる面白さも感じられます。


印象的なエピソードや苦労したことを教えてください。

大変だったことは、やはり軟弱地盤の解析ですね。当社では基本的に、入社して数年は先輩のサポートを受けながら業務を覚え、その後、徐々に一人で業務を担当します。私も今から2、3年前に初めて一人で軟弱地盤の解析を担当しました。初めて進行計画を立てたり、わからないことばかりで苦労しました。上司に指導してもらいながら、解析に取り組んだ経験が忘れられません。しかし、その時の苦労があったからこそ、今の自分があると思います。ほかにも、災害現場での地質調査は考えなくてはならないことが多く大変な業務です。どのように崩れてしまったのか状態を正確に見極めて、いかに復旧させるのか綿密にプランを立てるようにしています。


今後の目標(仕事上・プライベート問わず)を教えてください。

地盤解析の作業はパソコンのソフトを使って行いますが、解析にもさまざまな手法があります。その手法を習得するためにも、経験を重ねることが大事です。高度な地盤解析技術を身につけて、地盤解析の分野で頼られる存在になりたいです。そして、将来的には国家資格である技術士の資格を取得して、社会全体に貢献できる仕事をしたいと思っています。資格取得については、会社からもさまざまなバックアップがあるため、チャレンジしたいです。また、主任になって約1年が経ち、これからやれることを増やしていくのも目標。今後も後輩と接する時には、わかりやすい説明を心がけて、一緒に成長していけたらと思っています。


学生の皆さんへメッセージをお願いします。

就職活動はたくさんの企業を見ることも大事ですが、さまざまな人に話を聞くことも大切なポイントになります。同じ大学の先輩に、社会人として生の声を聞くことは、就職活動においてとても参考になりますよ。また、技術職は、つねに勉強しながらスキルアップしていくことが求められる仕事です。わからないことがあれば、怖がらずになんでも先輩や上司に聞くことで、新たな知識が得られて自分自身の成長につながります。当社は1つの仕事を繰り返すのではなく、多種多様な現場に携わり、どんどん新しい経験を積んでいけるのが魅力です。「東北の地域に貢献できる仕事がしたい」「自分が成長を感じられる環境で働きたい」ならぜひ当社へお越しください。


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