最終更新日:2025/3/19

キヤノンメディカルシステムズ(株)

  • 正社員

業種

  • 医療用機器・医療関連
  • 商社(精密機器)
  • 精密機器

基本情報

本社
栃木県
PHOTO
  • 10年目以内
  • 数学・物理系
  • 事務・管理系
  • 技術・研究系

技術保護の観点から競争優位を確保

  • K.Y
  • 2012年入社
  • 首都大学東京大学院
  • 理工学研究科
  • 【知的財産】知的財産部 技術担当/企画渉外担当

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 医療・福祉関連の仕事
  • チームワークを活かす仕事
現在の仕事
  • 部署名【知的財産】知的財産部 技術担当/企画渉外担当

現在の仕事内容

特許権の取得・活用に関する戦略立案と実務を行う仕事です。特許権は、独占排他的な権利と呼ばれ、保護対象の技術(特許技術)の第三者利用を制限する権利です。自社は勿論、競合他社にとって魅力的な特許権を取得し、適切に活用することで、競合他社の事業活動を間接的にコントロールし、自社の競争優位の確保を図ります。様々な分野における最先端の医用技術に日々触れられることは、当社知的財産部ならではの魅力の一つです。


今の仕事のやりがい

特許権の活用方法の一つに、自社の特許技術の利用許可を第三者に与え、その技術の価値に応じた対価を得る「ライセンシング」というものがあります。ライセンシングによる利益は、対価を原資とした技術革新や、特許技術の普及という形で社会全体に還元されるため、こと人々の健康を守る医療に関しては活発なライセンシングは重要です。そういった事情もあり、競合他社の製品をつぶさに調べ、幾度となく特許庁の審査官を説得して権利化した数々の特許からなる特許ポートフォリオを根拠に、競合他社とのライセンス交渉が始まった瞬間は、感慨深いものがありました。個人の活動が組織の活動に発展したという経験は、私の中で大きな自信になりましたし、あの感動をもう一度味わいたいという思いで、新たな特許ポートフォリオの構築にも力が入っています。


この会社に決めた理由

「どうせ働くなら、より社会に貢献できる会社で」という想いから、就職活動中は医用機器を扱う会社を中心に企業研究を行いました。当社に興味を持ったのは、私自身が大学で物性を研究しており、X線やNMR(核磁気共鳴)という言葉に馴染みがあったからですが、当社への入社を決めたのは、X線CTシステムやMRIシステムなど、各技術分野で世界トップレベルのシェアを持っていたからです。多種多様な医用画像診断システムを扱っていることは、それだけ総合的に医師による診断をサポートできるということですし、世界トップレベルのシェアは並の技術力では果たせません。入社から8年が経ちますが、今でもこの会社に勤めることができて良かったと思っています。


トップへ

  1. トップ
  2. キヤノンメディカルシステムズ(株)の先輩情報