テラダイン(株)

イメージセンサー用検査装置の仕様策定、設計、機能および性能の評価、量産用検査プログラム開発など、開発プロセスの幅広い作業を担当しています。イメージセンサーは携帯カメラや車載バックモニターなど生活のあらゆるとこで使用されています。弊社の製品はそのイメージセンサーが正しく画像を取り込めているかどうかを検査する装置です。イメージセンサーの画素数やフレームレートは近年増加傾向にあり、それに対応するテスターも毎回性能を出すのに苦労しています。試作1回目で設計した通りの性能がでることはほとんどありませんが、問題をひとつずつ解決していき、設計通りの性能が得られた時の達成感は格別です。

世界中の顧客訪問ツアーに同行した際、ある海外のお客様に新製品のご紹介に伺ったのですが、反応はいまいち。ヒアリングを続けていると、既存製品の性能向上に興味があることがわかりました。帰国後すぐに上層部に報告。新製品開発よりも既存製品の性能向上をやることが即座に決定しました。まず既存製品の性能限界の調査および対策検討をし、実験を行いました。実験結果は良好で、即座にプロジェクトチームが結成され、開発がスタート。無事に量産まで辿り着きました。一エンジニアが市場調査から開発、評価、量産までほとんどの工程に関わることができるものテラダインの特色です。また自分で調査したデータや報告書で、会社の売り上げに直結する大きなプロジェクトに貢献でき、非常にやりがいを感じます。

まず目に入ったのは、外資系企業ならではの広いデスクスペースにパーティション。一人一人が仕事に集中できる環境が整っています。一見物静かな印象ですが、ふとあたりを見渡すと、オフィスのいたるところで活発な議論が繰り広げられています。みな自分の意見をはっきりと伝え、議論し、よりよいものを作るために日々努力しています。定時を過ぎると、スポーツジムや英会話に行く人、家族のもとに帰宅する人、オンとオフの切り替えがはっきりしているのも外資系企業ならではでしょう。仕事も遊びも両方楽しんでいる先輩社員も多く、非常に生き生きとしています。

外資系の特徴ではあると思いますが、新人、ベテラン関係なく、その人自身の意見を求められます。また、会社のゴールにあってさえいれば実行する方法は自分自身で選ぶことが可能です。自分の思っていることを伝えることができる人、自分自身の行動に責任が持てる人におすすめできる会社です。