(株)山新

2005年に入社後、ホームセンター 山新宇都宮店に配属されました。
2016年まで木材や建築資材、エクステリアの売場を担当していました。
2017年より、ホームセンター 山新益子店に次長として４年間勤務しました。
2021年より、ホームセンター商品部ペット用品のバイヤーを務めております。

人でモノを販売するという考え方と、担当者制度です。
現在、多くのチェーンストアがシステム化・マニュアル化を進め拡大、少ない人員で店舗を運営する傾向にある中で、弊社では「急成長より継続性」「全国制覇より地域密着」「大きい会社よりいい会社」という信念を持ち、店舗あたりの従業員数を重要視し、接客の質や誠意ある対応を磨き地域のお客様のお役に立つべく取り組んでおります。お店があって商品があれば店が成り立つわけではなく、人と人との関わり合いを重視し、メーカーと消費者を結ぶ責任ある小売店として地域に根ざす姿勢に感銘を受けました。
また、担当者制度は、売場を初めから最後まで一貫したマネジメントを任されることで、スキルや経験を高める事ができます。企画から商談、売場作りやその管理、接客販売や検証など、さながら自分のお店を経営する感覚で仕事ができます。その結果、知識が身につき、自分自身が成長できます。弊社では、自ら進んで取り組もうという自主性や、自分の創造力をフルに発揮する事ができます。達成感のある仕事をしたい方や、自分の溢れんばかりの創造力を自由に発揮したい方、そんな熱い志を持った方にはピッタリです。

バイヤーとしての成功談は、自分が立案した企画や目利きした商品の販売計画予測が的中し、結果売上高（＝お客様への役立ち度）という成果に結びついた時の喜びがあげられます。
一例として、今年（２０２１年）の8月、コロナ禍の夏休みということで、小学生や中学生のお子様を向けにメダカを飼育するだけではなく増やすといった産卵企画を実施しました。結果、計画を上回る実績を残すことができ、店舗の担当者からの報告などからも、地域のお客様のお役に立つことができたと自負しております。
商品の売上高については、実際に売り出してみるまでその実績はわかりませんし、実際計画通りに行くことばかりではありません。その為、販売後計画と合致したときの喜びは大きいです。

今のところ、大きな失敗談は特にはありませんが、気を付けていることがあります。それは、弊社にご来店頂くお客様をはじめ、お取引先様、自分が日々接する方全て、様々な人生経験・価値観をお持ちだという事です。誰一人として同じ方はおりません。その為、言葉使いや振る舞いには特に気をつけております。自分の考えを伝える際には、相手の立場や考えを汲み取り柔軟に、適切な対応を心がけております。相手をかえりみず、自分本位の対応では相手に不快に感じられてしまうこともあります。自分の考えを持つことは大事ですが、常に相手がいることを忘れず、誠実に対応する事が必要だと考えております。
特に、今はバイヤーとして、山新各店ペット用品担当者のまとめ役としての立場にあり、会社の代表のような気持ちを持ってお取引先様と接する事がありますので、これまで以上に気をつけている点として挙げられます。

バイヤーの仕事の一番のやりがいは、なんといっても自分が立案した企画やオリジナルの商品、仕入れ交渉した商品がヒットしたときの達成感があげられます。弊社をご利用いただくお客様に向け、役立つ商品や便利な商品を深堀・発信するまでには、常にアンテナを張りつづけ、繰り返しデーターを分析するなど、多くの労力や困難があります。しかし、売上高という成果でお客様の役に立てた時の喜びは、筆舌にしがたいものがあります。
また、世の中に日々生み出される製品の魅力をいち早くキャッチし、発信できることもバイヤーの魅力です。世の中に数多くある商品から、「自分のフィルターで厳選する」という一手間を加えた品揃えで、お客様にストレスのないお買い物を提供することも、バイヤーとして大切な事だと考えております。

※２０２１年９月時点でのインタビュー内容です。