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最終更新日:2025/5/20
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部署名総務部
仕事内容極微量化学分析→環境分析→総務部
MSTでは年齢に関係なく新規装置導入を任されます。もちろん肝の部分は先輩のチェックが入りますが、装置の機種選定、必要な前処理設備の検討を入団して数年目の職員が担当することもしばしばです。場合によってはその手法について最も詳しいのが入団数年目の職員ということもあります。私も入団して2年目のときに新規装置の導入に携わりました。装置の性能を確認 する際には、メーカーさんから「そこはうち(メーカー)のいう事を信用してもらえませんか(笑)」と言われながらひとつづつ検査をした覚えがあります。どこまで信頼性の高いデータが出せるか?装置の調子が悪い場合でもどこまでの測定ができるのか?そういった基礎データを取得するのはプレッシャーもかかりますが、とてもやりがいのある仕事でした。
MSTには資格支援制度があり、系統的な知識の習得や職員の学ぶ意欲への一助として役立てられています。例えば、試薬を使用する職員の場合、OJTによる社内安全教育に加え、外部講習(有機溶剤作業主任者技能講習や特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者技能講習等)を無償で受けることができ、安全に仕事をする自信を持つことができます。また、資格試験に合格すると受験料は財団が負担してくれます。分析に関わる法令、定められた前処理、分析装置の構成など仕事で学ぶ知識を使い、危険物取扱者・放射線作業主任者、X線作業主任者、公害防止管理者・作業環境測定士・環境計量士・技術士・・・等の資格を取得できますので一石二鳥です。PCスキル・簿記・衛生管理者・宅地建物取引士・個人情報管理士・行政書士・弁理士・・・等の分析以外の資格も含めると、100を超える講習・資格が登録されており多くの職員が自己研鑽に活用しています。
MSTではいろんな仕事が経験できます。一例として私の主な仕事内容を紹介します。私の初めの担当装置はSIMS(二次イオン質量分析法)でした。少し前まで学生だった私にはお客様に提示する十数万円の測定料金が高額に思われ「+α(付加価値)を提供しないといけない」と感じたことを覚えています。SIMSで大きなトラブルを経験する間もなく、次は新規装置の導入に関わらせてもらうことになりました。溶液中の微量元素分析をする装置(ICP-MS、GFAAS、ICP-AES)で、ここからの数年間は、日々、「前処理・測定での汚染をゼロにする」ことを考え続けていました。その後、環境分野等のGC/MS、LC/MS、ICなどのデータを見ることになりました。同じ一つのデータでも立場によっていろいろな理解ができることを学んだ気がします。また東日本大震災関連で放射線関連のフィールドワークにも携わりました。寝食をともにする業務を通じ、チームの結束の大切さを感じることができました。今は、建物の設備を管理しながら、カーボンニュートラルに向けた省エネに取り組んだり、今後の建屋に求められることを考えたりしています。
当初、半導体の固体分析からスタートしたMSTですが、今では溶液・ガスの分析、有機・バイオ・計算科学の分野まで幅広く手がけており、今後も新しい挑戦を続けていくことになります。それらを成功させるには、本当に多くの分野の力が必要です。また、人間としての力が大事です。皆さんがこれまでに経験してきたこと、知識として習得してきたことがMSTの力の源になります。MSTに興味を持って頂けると嬉しいです。
平日の夜に少しだけ子供と話をするようにしています。小さい頃はただただ言葉を発するだけで癒しになっていました。会話での意思疎通ができるようになってからは、大人の発する矛盾に気づいてコメントしてくるようになりました。もう少し大きくなると、私がついていけていない学生の流行りを教えてくれたりもしました。さらに大きくなると何のしがらみもない立場で社会について発言をするようになりました。今では、私に対して忖度せず会話をしてくれる大事な相手になっています。先人達が「親は子と共に成長する」と言っていることが、私なりに理解できるようになってきたと感じます。我が家では「遅くに帰ってくると夜食の食器は自分で洗う」きまりがあります。早く帰宅すれば、皿洗いから逃れ子供と会話をすることもできます。もうあと数年間は子供との時間を楽しませてもらおうと思っています。