最終更新日:2025/5/6

一般財団法人 材料科学技術振興財団(MST)

  • 正社員

業種

  • 財団・社団・その他団体
  • サービス(その他)
  • 化学
  • シンクタンク・マーケティング・調査
  • 半導体・電子・電気機器

基本情報

本社
東京都
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  • 5年目以内
  • 化学系
  • 技術・研究系

お客様のために最善を尽くす

  • H.W
  • 2023年度
  • 東京工業大学
  • 理学院 化学系 卒業
  • 分析評価部KB
  • LC/FTMS(液体クロマトグラフ-フーリエ変換質量分析法)担当

就職活動について

選考を受けた主な業界
  • 化学・石油

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 最先端技術に触れる仕事
  • 高品質・高性能にこだわる仕事
  • チームワークを活かす仕事
現在の仕事
  • 部署名分析評価部KB

  • 勤務地東京都

  • 仕事内容LC/FTMS(液体クロマトグラフ-フーリエ変換質量分析法)担当

これまでの経験

会員限定コンテンツ

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1日のスケジュール
8:40~

出勤して本日一日行う業務を上司に報告。

9:00~

当日行うサンプルの前処理をパート職員に依頼。サンプル前処理後、測定を開始。

10:30~

メールチェック。回答が必要なものはサンプルのデータ等を確認して回答。

12:00~

食堂で昼食を食べて休憩をとる。

13:00~

午前中に測定を始めた結果を軽く確認し、前日までのデータを詳細に解析、報告資料にまとめる。

16:30~

メールの対応

19:00~

食堂で早めの夕食をとり、帰宅。

分析で社会に貢献したいという考えから、独自の分析サービスを提供するMSTに

大学・大学院時代、私が行っていた研究テーマは、1つの分析装置では必要となる結果を得ることが難しいもので、複数の分析装置や手法を用いて研究に取組む必要がありました。学ぶことが沢山あり大変ではありましたが、この学生時代の経験は、分析の面白さに気付くきっかけになりました。また、分析装置を扱えること、そして、様々な分析手法の知識を持つことで、社会に貢献できる仕事があるのではないかと考えるようにもなりました。受託分析を行う仕事を中心に就職活動をするなかで、多種多様な分析装置を有しているとともに、一般財団法人という中立公平な立場から分析サービスを提供しているMSTに他にはない独自性を感じました。


LC/MSで分析を行う日々へ

入団当初から希望していたLC/MS(液体クロマトグラフィー質量分析法)の担当になれたものの、MSTで所有するLC/MSは、大学で扱っていたものより格段に性能が良く分析の幅も広いため、配属当時の自分の知識や技術では明らかに足りていないと感じる状態でした。MSTの職員として分析を担うためには一から学ぶ必要があると考え、サンプルの前処理や装置の使用方法等、基礎を学ぶところから始め、勉強会などを通じて詳細な知識・技術を習得してきました。今でもまだまだ学ぶべきことはたくさんありますが、入団から2年目となった現在では、一人で問い合わせを受け分析方法を決めるところから、前処理・測定・解析を行い、お客様に結果を報告し、打合せ等で説明するところまで一通りを担えるように成長できました。


立ち止まっていては始まらない

日々仕事をしていると、様々な困難に直面します。時には分析が前に進まないような状況になることもありますが、そのような時には1人で抱え込まないように気をつけています。自分で調べることはもちろんですが、自分ひとりの力でどうにかしようとするのではなく、周りの職員にアドバイスを求めることも大切なことだと感じています。先輩職員は豊富な経験と技術があり、自分の知らない解決策を持っています。仕事にはお客様と約束した期日(納期)がありますので、周囲のメンバーとも協力しながら前に進む努力をすることが大切だと考えています。


ただ測定して結果を報告するだけじゃない

お客様の依頼は多種多様です。簡単に分析できる案件ばかりではありません。したがって、お客様の依頼内容に合わせて測定・解析方法をデザインし、時にはこれまで経験がないような前処理や測定・解析をすることもあります。勉強することは多いですが、さまざまな依頼に応えるために、新しいことを調べたり、分析内容を考えることは、とてもやりがいのあることだと感じています。最終的に報告した分析結果が、お客様の課題解決のための大きなヒントにつながることもあり、自分の仕事がお客様の役に立っているのだと感じることができ、次なる仕事への活力につながっています。


今やっていることを大切に

現在、学んでいる専門分野とは異なる知識や技術が必要とされる仕事に就く方の方が、もしかしたら多いかもしれません。しかし、専門分野で学んできた「考え方」は、それぞれの分野を超えて役立つものだと感じています。私も大学院時代で学んでいたことと現在担当している仕事の内容は大きく異なりますが、研究で学んだ材料の評価方法がお客様の依頼に役立つことがあり、大学院で学んできたことが決して無駄なものではなかったのだと実感しています。学びは将来の大きな糧となります。今の時間を大切に、できる限りの努力をしてほしいと思います。


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