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最終更新日:2025/4/25
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部署名製造部ダクト課
仕事内容製造
新富士空調を知ったのは、大学の就職支援課からの紹介がきっかけでした。将来どんな仕事に就きたいか特にイメージを持っていなかった私は、新富士空調の工場見学に行き、ダクト一つひとつを設計しながら作っていることに興味を持ったのです。工場の仕事というと同じものをラインでたくさん製造するというイメージがあったのですが、その思い込みが覆されました。大学で専攻していた商学部の分野とは異なる仕事。しかしやりたいことがないのなら、まずは興味を持って働けるところに就職しようと思い入社を決めました。
工事部がクライアントから受け取った施工図や、CAD部の社員が作成した部材図をもとに、鉄板などの板をレーザーで切断。図面どおりに折ったり曲げたりして、仕様どおりのダクトの形へと成形していきます。工場でのモノづくりをする上で大切にしているのは、間違えずに作業をすること。後から修正できる場合もありますが、取り返しがつかないミスとなる場合もあるのです。間違ってしまうと貴重な材料を廃棄しなければならず、無駄となった材料をゴミ箱に入れるのは胸が痛みます。自分のやらなければならない作業をしっかり確認し、丁寧に作業を進めていくという基本を忠実に守りながら、少しずつでも正確性とスピードを上げていきたいです。
最初は図面の中にしかなかったものが、私たちが作業をすることでダクトという物体になっていく。その完成形が目に見えることが、この仕事のやりがいです。ダクトにはさまざまな形、サイズ、素材があります。中には複雑な形のものもありますが、わからないことは先輩に聞いて学びながら対応できる業務の範囲を広げているところです。特に大きなダクトを加工するのは大変。大きいものになると3メートルというサイズになる場合もあるのです。鉄で作られたダクトは重量もあり、仕上げ加工を施す面積も広く、到底一人では対応できません。そんな困難にも、チームで取り組み、作り上げていくことに達成感があります。
先輩たちの作業を見ていると、速さと正確さを兼ね備えています。私もスピードを上げたいと思っていますが、まずは正確さを重視しながら経験を重ねているところです。現在は建築板金技能士2級の国家資格取得にも取り組んでいます。この資格は機械に頼らず、自分の手で行う作業の正確さを問われる資格。自分の技術が今どのくらいのものなのか、その確認にもなるため、まずは合格を目指して勉強中です。そしていずれは板金の加工だけではく、組み立てなどの業務も担当できるようになっていきたいと思っています。
自分はあまり会社探しに力を入れていませんでしたが、今になって改めて振り返ると、もっと早めにスタートしたほうがよかったかもしれません。早めに動き出せば、より多くの企業を知ることができ、そこから自分に合った会社を選べれば、より納得した気持ちで入社できるのではないかと思います。大学の就職支援課などのシステムも、学生という立場を生かして利用すべきです。当社は私のようにまったくの異分野から入社した新人にも、丁寧に仕事を教えてくれる環境があります。わからないことを質問すればすぐに教えてくれる先輩たちの存在は、この会社に入社して良かったと思える理由の一つです。