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最終更新日:2025/3/18
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部署名設計部 地下設計室
仕事内容地下の構造計算
大学院で土木工学を学び、就職活動をはじめた当初は現場の仕事を志向していました。しかし、研究室の教授から設計の仕事のおもしろさについて聞き、別のプロセスからモノづくりに関わっていくのも楽しそうだと考えるように。パシフィックコンサルタンツのインターンシップを経験した際、戦略的子会社として当社の存在を知りました。鉄道構造物の設計に特化し、技術力の高い会社であり、女性社員も多くワークライフバランスのとれる環境が築かれていると聞いて興味が湧きました。海外志向もあった私には、海外案件が今後間違いなく増えていくという見通しも魅力的でした。この会社で技術力を磨くことができると同時に、これからの自分の将来を探っていきたいと思い、入社を決めました。
都市地下鉄構造物の構造計算に携わっています。具体的には、駅部や一般部の横断面設計や補強計算を主に行います。駅は多くの人が利用する施設ですから、高い安全性が求められます。人や電車、地上構造物、土の荷重に対して安全性を確保できているか、地震が発生しても安全性を確保しつつ早急に復旧可能かなどを踏まえ、当社独自の構造計算ソフトを使って構造計算をしています。その構造計算をもとに当社で図面をつくり、発注者に納品するという流れです。まだまだ初めて見聞きすることが多く、自分で調べたり先輩にアドバイスをいただきながら計算を行い、そのつど、先輩にレビューやチェックをしてもらっています。
鉄道構造物の設計にはさまざまな法的規制や基準があり、自分には不明な点が多いので、先輩に教わりながら知識を習得していくことが必要です。難しいのは、設計上の数字に対して根拠を持つこと。構造計算の答えは当社のソフトに数字を入れればある程度、自動的に出てくるのですが、「なぜこの数字なのか」という裏付けを知っておく必要と責任があります。苦労もありますが、今までわからなかったことがわかってきて、自分が少しずつ成長しているのを感じるとうれしいです。また、鉄筋の取り合いなど、最終的には人間の判断が必要です。私の計算を図面化したものを基に構造物が作られていくことには、やりがいを感じます。そして工事が完了した際には、駅の構造を改めて見てみたいと思っています。その時に多くの人が快適に利用している姿を見れば、やりがいはさらに大きくなるでしょう。現在設計している駅がつくる人にも利用する人にも安心・安全な構造物になることを願って頑張っています。
実践を多く積み、自分の判断で何が良いかを提案できることを少しずつ増やしていきたいです。技術力で信頼を得るには時間と経験を要すると思いますが、国や言葉の違いを超えて、多くの人に技術を認めてもらえるようになれれば嬉しいです。そのためにも、当社が奨励している「技術士」の資格を取得を目指しています。ゆくゆくは日本の技術を海外に広げ、当社のグローバル化の推進に役立てたら最高です。
土木の仕事には、コンサルティング(設計、計画)、調査、研究開発、現場の施工管理など、いろいろな種類があります。どの仕事にも、安全で快適なインフラ整備に貢献したいという意欲が欠かせませんが、特にコンサルティングにおいては、「つくりたい人(事業主)」と「つくる人(施工者)」の架け橋になりたいという気持ちが大切だと思います。携わる人の思いを汲み、自分の頭、手をフル活用して計算書や図面を書き上げたいという熱意を抱く人にとって、当社はとてもいい環境です。ぜひ私たちの仲間として、一緒に社会インフラの担い手になっていきましょう。