東京中央農業協同組合（JA東京中央）【JA東京グループ】

当時の私は職種への強い希望は特にありませんでしたが、私が住んでいる東京で地域貢献できる仕事がしたいという視点で就職先を探していたところ、マイナビでJA東京中央に出会いました。
　入職する決め手になったのは、説明会で見た組合員へのインタビュー動画です。たくさんの組合員さんが農業への熱意や、農協との関わりについてお話されている姿を見て、東京都市部で農業に携わり、地域に新鮮な野菜を届けてくれている人々の力になれたら、なんて素敵だろうと感動しました。そして、相互扶助の精神で、農をもとに組合員や地域住民とふれあいを深め、地域社会へ貢献するという理念に共感しました。まだ筆記試験も受ける前なのに、ここに入職しようと心に決めたのを覚えています。
　その後、面接やグループディスカッションを重ねて内定をいただきました。人事課の対応がとても丁寧で、私が見てきたどの企業よりも、内定までの過程において応募者一人ひとりのことをちゃんと見てくれているなと感じました。
　入職してからは、研修が充実しており、何より同僚や上司、そして専門の部署が親身に相談に乗ってくれるので、毎日が充実しています。

　私は金融課で貯金の窓口係を4年間担当し、現在は業務推進課という部署で渉外活動をしています。貯金の仕事は主に、口座開設、入出金、公共料金や税金の納付、振込等の為替業務、投資信託の取扱、住所変更等の事務手続です。支店窓口でお客様のご要望をお聞きしながらご対応します。
　現在の業務推進課では、組合員さんのご自宅や店舗、会社を訪問し、貯金、投資信託や共済等のご提案活動を行っています。また、住宅ローン、確定申告やご相続についてまで、様々なご相談を受けるので、幅広い知識が必要です。組合員さんのご相談に乗りながら、他部署と連携し、その方にとって一番のお役立ちを提供するため、経済や農政の最新情報をいち早くキャッチできるよう、常にアンテナを高く張っています。現在入職5年目ですが、そこで日々学び勉強したことは、私自身の生活でも役に立つことばかりです。
JA東京中央は、貯金、融資、投資信託、共済、資産管理、営農経済等、様々な事業を取り扱う「総合事業」です。JA東京中央という組織だけで、これら全ての事業を使って、お客様の人生の大切な瞬間に貢献できることが、他の組織では絶対に真似できない強みだと思います。

入職してちょうど半年経った頃のことです。貯金課の担当として窓口係をしていて、あるお客様から、ご相談を受けました。その方のお考え等を傾聴しながら誠心誠意ご対応させていただいたところ、後日、「今までの出会った金融機関の職員の中で、あなたの対応が一番素晴らしかった。ありがとう」という内容のお手紙をいただきました。お客様の趣味だとおっしゃっていたパソコンで作ったカレンダーも同封されており、とても嬉しかったのを覚えています。
　この出来事は、ちょうど4年経った今でも私のモチベーションになっています。現在は渉外活動をしていますが、今でも初心を忘れず、組合員お一人お一人のお気持ちやお考えに寄り添ったご対応ができるよう心がけています。

当たり前のようで忘れがちですが、新卒として就職活動ができるのは、今しかありません。納得のいくまで、様々な企業を見てみてください。就活にかけた時間は、これから社会に出ていく上できっと大きな糧になると思います。
　社会人になると、今までの自分を見つめ直し、将来の可能性について考えることが、だんだん難しくなります。自己分析が心ゆくまでできること、どんな企業でも視野に入れることができるのは、就活生の特権だと思います。
　入職された皆様と一緒に働けることを心から楽しみにしています！