日鉄テックスエンジ(株)【日本製鉄グループ】

工場内で働くオペレーターの作業改善や設備の老朽更新、設備導入などを担当しています。改善業務はオペレーターの声を第一に安全、品質、コストの観点から実行します。
設備導入などは生産部だけでは実行できないことも多いので、電気や機械部門などの話を聞く機会も多く、自分自身の勉強にもなります。
また案件を提案して予算が下りた時や新規設備の導入時には、やったことが形として残るのでやりがいを感じています。

1年目の研修で行ったテーマが成案化されたことです。研修では研削後ロールの形状不良による再研削数の低減に取り組みました。操業現場へのヒアリング等を実施し、再研削の原因はロールの形状確認方法だと判明しました。そこで形状測定機を導入し、誰でも同じように測定ができるようにしました。結果としては再研削数を0にでき、年間400時間のムダ時間の削減につながりました。品質面や作業改善で操業現場に貢献できて嬉しかったです。

就職活動中はやりがいのある仕事につきたいと考えていました。実際に工場見学に行き、製鉄所というスケールの大きさを感じ、また仕事内容についても作業改善、設備企画などやりがいがあると感じたので志望しました。

多くの企業や業種を見て、会社への見解を深めてみて下さい。そして自分自身のやりたいことや長所を整理してみれば、自分にあった会社が見えてくると思います。就職活動は大きな分岐点となりますので、悔いの残らないような選択ができるように頑張ってください。