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最終更新日:2025/4/25
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部署名企画部企画課
現在は、主に消費者問題に関する委員会を担当しています。消費者問題は、いわゆる悪質商法による被害、欠陥住宅、不適切な食品表示など、私たちの身近に起き得る問題です。それらの幅広い分野の第一線で活躍されている弁護士が、消費者の権利を守るための法制度に関して検討を行っています。検討の結果を取りまとめ、より良い制度となるよう日弁連として政府や関係機関に提言するための下準備をしていくことが、委員会の主な活動です。その委員会の運営を担い、議論をサポートしていくのが私の仕事です。専門家のダイナミックな議論を間近で見ることができ、また、既存の法律を変える、新しい法律を作る、そこまでに至る過程を垣間見ることができるのは、他の仕事ではなかなか経験できないことだと思います。
私は法学部出身ではなく商学部の出身で、「非営利組織経営学」を専攻していました。病院やNPOなどの非営利組織の経営について学んだこともあり、就職活動では非営利の団体も候補に入れていましたが、いろいろと調べているうちに日弁連にたどり着きました。金融系や商社系などの営利企業も受けていましたが、最終的には利益を追求せず社会的に意義あること、法律という(自分の中では)未知の世界で仕事をするということに魅力を感じ、日弁連に決めました。
法制部法制第二課(4年間)→業務部業務第三課(3年間)→人権部人権第二課(4年間)→企画部企画課(現職)
「うれしい」という感情とは違うと思いますが、この仕事をしていなければ経験することができなかったことはたくさんあると思います。例えば、災害対策関連の業務の一環で、広島・岡山等で大きな被害が出た平成30年7月豪雨(西日本豪雨)、千葉・長野等で大きな被害が出た平成31年台風19号の被災地の視察に同行しました。自分の目で被災地を見て、被害の大きさを目の当たりにし、防災の重要性や被災者支援の在り方を考える機会になり、その後の仕事の取り組み方において大変参考になりました。また、以前担当していた裁判員制度に関する委員会の業務では、政府の参考人として国会に招致された弁護士に同行し、国会審議の場に立ち会うこともできました。
日弁連の仕事は、調整力が求められます。コミュニケーションスキルが高く、難しい局面でも粘り強く対応できる方、時には柔軟性を持ってまとめられる方、そんな方にはぜひ入局してほしいと思います。新しい知識や情報を自ら率先して吸収し、自分の力に変えたいと思える前向きな方は、きっとやりがいのある仕事ができると思います。成果や結果が見えづらい面もありますが、社会の動きを変える活動に携われることは、日弁連の仕事の醍醐味です。