先輩たちの就職活動を大公開!

Vol.01

メインタイトル
ホテル 宿泊部門内定
神田外語学院
アジア/ヨーロッパ言語科 韓国語コース
中村 百花さん

学校を選んだ理由と、
仕事に対する
想いを教えてください

もともと韓国が好きでしたが、高校生の時にSNSで知り合った韓国人の友人と交流を深めるうちに、「もっと韓国を知りたい」「韓国語を話せるようになりたい」という思いが強くなりました。更に、語学のスキルを徹底的に磨いて、仕事に生かすことができたら――。このように思ったことから、専門学校進学を考えるようになりました。さまざまな学校のオープンキャンパスに参加しましたが、神田外語学院は就職だけでなく、大学に編入学をする道も拓かれています。学生の進路を全力で応援してくれることがわかって、迷わず神田外語学院のアジア/ヨーロッパ言語科に進学しました。

実際に神田外語学院で学んでみると、想像していた以上にカリキュラムが充実していることに気づきました。たとえば、高校で学んだ語学の授業とは大きく異なり、どの授業もコミュニケーションを重視していること。たとえ間違った表現になっても、恐れることなく日常的に韓国語と英語を使う習慣が身につきました。韓国語の語学検定や、TOEICなどの試験に向けた授業もあるし、学内の「MOVE多言語センター」で韓国語を専攻する学生や先生と交流を深めることもできます。また、国際エアライン科などビジネス系学科の学生と一緒に学ぶ授業もあり、語学以外の知識も深まっていきました。それまでは将来の目標が漠然としていましたが、ホテルの実務経験豊富な先生から具体的にお聞きしたことで、「ホテルスタッフになる」という明確な目標を抱くようになりました。

就職活動を振り返って、
何か反省点はありますか?

インタビューカット1

1年生の夏に就活セミナーに参加した時、他学科の学生が完璧なビジネスマナーで人事担当者と向き合っている姿を見て、「出遅れた!」と思いました。しかし、就活を優先させて、韓国語の勉強がおろそかになってしまったら本末転倒だと思いました。そこで、TOPIK(韓国語能力試験)の勉強に集中したほか、オープンキャンパススタッフの活動に打ち込むなど、しばらくの間、学校生活中心の生活を送りました。そのため、一般的な就活のスケジュールと照らし合わせると、かなりスタートが遅かったと思います。

大学に編入学するか、就職するかで迷っていたことも、スタートが出遅れてしまった理由の一つかもしれません。コロナ禍を経て、ホテル業界は回復傾向にあるけれど、コロナ以前のように求人は多くないかもしれない――このような不安もありました。でも先生からホテル業界の話を聞けば聞くほど憧れが募っていきました。業界担当の先生はやさしく、立ち居振る舞いがとてもきれいで、「先生のようになりたい」と思ったんです。結局、キャリアセンターの先生に「ホテル業界に就職したい」と相談したのは年が明けて1月になっていましたが、先生方のサポートのおかげで、第一志望のホテルから内定をいただくことができました。

最高の結果を得られたので就職活動自体には満足していますが、唯一、「もっと早くキャリアセンターに行って、相談すればよかった」と反省しています。

就職活動でもっとも
辛かったことは?

就職活動中、最も忙しかったのが1~3月で、日々の授業とTOEICの試験勉強、卒業パーティ実行委員の活動と就職活動を並行して進めていました。体力的にも精神的にもハードでしたが、当時の私は「大変」とは思っていなくて、むしろ「楽しい」と感じていたくらいです。

たとえば卒業パーティ実行委員で知り合った他学科の友人から、良い意味で刺激を受けたこと。友人はエントリーシートを何十回も先生に添削してもらって内容をブラッシュアップするなど、就職活動への意欲がとても高く、「私ももっと頑張ろう」という気持ちになりしまた。TOEICの勉強も、「面接直前まで試験を受けて、一点でも点数を上げたい」という気持ちで頑張りました。実際、第一志望の企業の面接に行く直前に受けたTOEIC試験で、自己最高の845点を獲得。面接時には、韓国語に加えて英語のスキルがあることもアピールました。

活動スケジュール

入社の決め手となった
ポイントを教えてください

ポートレート1

私は当初、外資系のホテルへの就職を志望していました。華やかなイメージがあって、海外からお越しのお客さまに韓国語と英語で応対する自分自身の姿をイメージしていたんです。でもキャリアセンターの先生に相談したら、「中村さんは真面目でコツコツとものごとに取り組むタイプ。その良さを生かして、日系のホテルで日本のおもてなしを極める道もあると思うよ」と言ってくれたんです。先生のこのアドバイスがきっかけで、日系ホテルも視野に入れて就職先を検討するようになりました。

さまざまなホテルを検討しましたが、キャリアセンターの先生がアドバイスしてくれたとおり、日系のホテルに惹かれることが多かったですね。特に、人事担当者から「ホテルスタッフが働いている様子」をお聞きしたことで、入社後の自分自身をイメージできました。

第一志望の企業は日本有数の日系ホテルです。「国内でもトップレベルのおもてなしを学び、日本の方だけでなく自分の能力を活かして、海外の方に日本のおもてなし提供したい」と思ったことが、この企業に入社したいと思った一番のポイントです。

     

自分の内定ポイントは
どこだったと思いますか?

インタビューカット1

主に2つあると感じています。一つは、学校の授業や語学検定の勉強を頑張り、語学スキルをしっかりと高めていったこと。もう一つは、書類選考や面接など、選考のステージに合わせて自己アピールをしたことです。

たとえば書類選考は、履歴書やエントリーシートに文章で自分自身の強みやアピールポイントを書いていきます。私は神田外語学院で韓国語を専攻し、英語の勉強も頑張ってきたので、検定合格やTOEICの得点など、語学スキルの根拠となる「結果」を履歴書に書けたことが、大きなアピールポイントになったと思います。一方、面接は面接官の質問に自分の言葉で答えながら、自分自身をアピールしていきます。そのため単に質問に答えるのではなく、「私に興味をもってもらえるように」という点を意識しながら返答しました。学校生活で打ち込んできたことはもちろん、高校生の頃から韓国人の友人がいて、交流を深めてきたエピソードも、面接官が私に興味をもってくださるきっかけになったと思います。

同じ道を志す後輩の皆さんへ
メッセージをお願いします

ポートレート1

就職活動を行ううえで準備することはたくさんありますが、まずは「自己分析」をしっかり行ってほしいと思います。なぜなら、自分自身のことを理解できていないと「本当にやりたいこと」が見えてこないからです。それに、自己理解が浅いと、面接官に対しても自分のことを上手に伝えられないと思います。まずは時間をかけてじっくり自分自身と向き合ってみてください。

就職活動だけでなく、学校の勉強や活動に打ち込むことも大切です。私自身、オープンキャンパススタッフや卒業パーティ実行委員など、さまざまな活動を通じて、たくさんの学びや気付きがありました。神田外語学院にはネイティブの先生が多く、多国籍の学生がたくさん在籍しているので、先生や友人との交流を通じて知ったこともたくさんあります。神田外語学院で学んだこと、経験したことは、きっと就職先のホテルで生かせると思っています。

就職したら宿泊部に配属になる予定ですが、ホテルスタッフとして経験を積んだら、いつかコンシェルジュになりたいと思っています。お客さまがホテルに滞在中、より充実した時間を過ごせるように――。日本ならではの「きめ細やかなおもてなし」を提供できたらうれしいです。

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