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マナーと評価ポイント

グループディスカッションのマナー

ほかの選考試験と同様に、グループディスカッションでもマナーは重要です。グループディスカッション選考に臨むうえで、気をつけておきたい項目をチェックしておきましょう。

わからないことは開始前に質問しましょう

グループディスカッションが開始されてから、何度も質問をする学生がたまに見られます。試験官の仕事を妨げるとともに、時間の無駄遣いになりかねません。わからないことは開始前に質問をしましょう。

周りの意見を聞きましょう

議論が白熱してくると、「僕は、私は」と間髪入れずに話を続けてしまうことがあります。話をしている人の方を向く、うなずく、メモを取るなどチーム全員の意見をしっかり聞く姿勢を忘れないようにしましょう。

大きな声で発言しましょう

グループディスカッションでは複数のグループに分かれる場合がほとんどです。
対面形式の場合は、1つの選考会場に20人、30人とたくさんの就活生が一度に議論を始めることが多く、声が小さくてはほかのメンバーに意見が届きません。「普段から声が小さいな」と感じている人はより意識して臨みましょう。

オンライン開催の場合は、自宅や指定の会場で実施することがあるでしょう。その際、大きな声を出せない環境である可能性もあります。イヤホンマイクを使うと、発言をより正確に拾ってくれるのでおすすめです。

議論中の癖に注意しましょう

学生同士、近い立場で議論を行うこともあり、「ペンを回す」「机に肘をつく」「髪の毛をいじる」など、つい普段の癖が出てしまいがちですが、これはNG。特にオンライン開催の場合は、画面に映る姿がそのまま印象に直結します。ほかのメンバーの集中力を妨げたり、試験官に悪い印象を与えることもあるので、自分の癖を把握し、悪い癖は直すように心掛けましょう。

終了後も気を抜かない

グループディスカッションが終了した後、ホワイトボードやコピー用紙、ストップウォッチなど使用したものをその場に残したままにせず、積極的に片付けを行うようにしましょう。しかし、もし試験官に「そのままにしておいてください」と言われた際は、無理に片付けを行う必要はありません。
オンラインでの実施の場合、用具の片付けを行うことはほぼないはずですが、選考によっては試験官から何か指示があるかもしれないので油断しないこと。
終了後は気が緩みがちですが、選考が終わるまで気を引き締めておくことが大切です。

就活マナーの基本はここで確認しておきましょう

恥をかかないための就活マナー

評価ポイント・評価基準

グループディスカッション選考ではチームや議論に貢献できる力が評価されます。
グループディスカッションでの評価ポイントは各々がどのような役割を果たし、チームや議論に貢献できたかどうか。チーム力個人の能力の両方が評価の対象となるので、「私が、僕が」といった個人プレーは避けましょう。チーム全員参加でゴールを目指す気持ちで臨み、面接官に「それぞれが知恵を出し合った」という印象を残すよう心掛けましょう。

  • 1コミュニケーション力
    組織で働くうえで必要なのが、コミュニケーション能力です。人としっかり話をすることができるか、挨拶ができるかなどがチェックされます。グループディスカッションの開始前も積極的にコミュニケーションを図り、開始されたら、まずは挨拶をしましょう。誰かが始めるのを待つのではなく、自ら口火を切ると好印象につながります。
  • 2協調性
    反論、否定は注意して行いましょう
    否定ばかりはNGです。グループディスカッションのメンバーを選ぶことはできませんから、中には、議論から外れたことを発言する人が出てくるかもしれません。その場合でも、頭ごなしに否定するのではなく、「確かに、そういう点もあります。しかし私は…」「○○さんの意見は△△なのですね。私は…」といったように一度、賛同してから発言を行うとグループの雰囲気を悪くすることはないでしょう。

    賛成、同意の意思表示をしっかり行いましょう
    メンバーの意見に賛同ができたら、態度に示して意思表示を行っていきましょう。肯定されて嫌な思いをする人はいません。そこからグループディスカッションも盛り上がり、良い結論を導くきっかけになったりもします。

    周囲への気配りをしましょう
    議論中、メンバーを見渡して発言ができていない人がいたら、「○○さんはどう思いますか?」と積極的に話を振りましょう。チーム全員で良い結果を出そうとしていることが伝わってきます。
  • 3一般常識・時事ニュース、経済や業界などの知識力
    出題されるテーマの中には知識力を活かすことができるものも多くあります。
    議論の中で「~だと思うから」ではなく「実際に○○という結果も出ているので」という事実に基づいた発言ができれば説得力もあり、試験官に幅広い知識をアピールすることができます。
  • 4発想力
    新しい視点を追加する発想力も1つの評価ポイントとされることがあります。チームの考えが煮詰まったときに発揮できると、より印象に残りやすくなります。しかし、まとめの時間になってアイデアを出し過ぎてしまうと「場を乱す人」となりかねないので、タイミングには注意しましょう。発想力は、経験や知識量で鍛えることができるので、今から自分の引き出しを増やすよう準備しておくとよいでしょう。
  • 5論理的思考力
    論理的思考力とは、一貫して筋が通った考えや説明ができる能力です。実際の仕事ではなぜそのような結論に至ったかを、道筋立てて説明するスキルが求められます。選考によっては、論理的思考力を重視されることもあるため、普段から論理的に考える練習をしておくとよいでしょう。
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グループディスカッション・グループワークのポイント(Eラーニング)
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