映画興行収入は3年連続増。音楽ストリーミング配信伸びる
映画産業は、制作、配給、興行に分かれ、大手はいずれも手掛けている。日本映画製作者連盟によると、2022年の映画興行収入は前年比31.6%増の2,131億円と3年連続で伸びた。ヒットの目安とされる興行収入10億円以上が41本を数えた。ただ、コロナ前の19年比ではまだ18.4%減だ。
日本レコード協会によると、22年の音楽ソフト(音楽ビデオや配信などの合計)売上高は同8.5%増の3,073億円。中でも音楽配信は同17.3%増の1,050億円と9年連続のプラス。これは、ダウンロードせずに受信しながら再生するストリーミングが同24.8%増の928億円と伸びているためで、音楽配信に占める割合は9割近くに達している。