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体育会系学生の就活Q&A 体育会系学生の就活Q&A

体育会系学生のための
面接・筆記などの
Q&A

一心にスポーツに取り組んできた体育会系学生は、得がたい経験をたくさんしています。面接や試験で、その成果を上手に伝える方法を、Q&Aで学んでいきましょう。

体育会系学生のための面接・筆記などのQ&A

エピソードはあるのですが、どのように話せばよいでしょうか

ダラダラとではなく、簡潔に話すことを念頭に。質問をうまく引き出そう

面接の中での持ち時間は限られています。まず自分のもっとも伝えたいことを簡潔に説明しましょう。面接官の方で、興味を持った箇所について深掘りしてくれるはずです。それに答える形で話を進めましょう。

簡潔な話し方のポイントは、結論→その理由→そう思った具体的な背景、論拠です。例えば次のようにまとめるとよいでしょう。

「私の長所は人の話をよく聞けるところです。部活で選抜をめぐって意見が対立した際にも、私が双方の意見を聞く役割を担っていました。実力や戦略についても監督などと相談した結果、試合の前半と後半でメンバーを入れ替え、なるべく多くの人が試合に関わることができるようにしました。その後のチームワークもうまくいき、それ以来、部内の調整役として皆の意見を取りまとめてきました。第三者を挟むことで互いに冷静な意見の交換ができたのがよかったと考えています」

なお、「うまくいった」という結果だけを言うのではなく、このことから自分が何を学んだか、ビジネスにおいてどう生かすことができるか、などの視点も忘れずに話しましょう。

面接の練習に時間が割くことができません

忙しくても必ず予行練習を。便利ツールを使って、すき間時間にイメトレしよう

時間はなくても、面接の練習は必ず行いましょう。というのも、初めて会う人に自分の経験や想いを順序立てて説明するためには言葉にしてみるプロセスがとても大切だからです。自分の中では分かっているつもりでも、いざ話そうとしてみると言葉にならなかったり、「なぜそうなのか」が明確に説明できないことも多いものです。まず言いたいことを書き出して、文章としてまとめましょう。その後で実際に口にして練習をします。移動中にイメージトレーニングしたり、ジョギング中に声に出してみるなど、時間を見つけましょう。

しゃべっているときの態度も意外に大切です。体を揺すったり、顔をあちこちに向けるなどの癖がついている場合があります。スマートフォンで自分がしゃべっているところを録画し、納得いくまで練習しましょう。人の前でも一度予行練習しておくと万全です。

また、マイナビ2026でも6月1日(水)から「模擬面接シミュレーター」が公開予定です。スマホからでも簡単に面接練習ができるのでぜひ活用しましょう。

OB・OGなど、縦のつながりを生かすには
どうしたらよいでしょうか

OB・OG訪問だけでなく、リクルーター制度も上手に利用しよう

体育会系学生の強みは、同じ部のOB・OGなどとのパイプが太いことです。OB・OGが頻繁に部活を見にきてくれる関係性もあるのではないでしょうか。企業に属するOBやOGが個別に面談してくれるリクルーターという制度も、体育会系学生では一般学生に比べて積極的に活用されているようです。

ただし、リクルーターと面談したからといって、必ず就活に有利というわけではありません。せっかく個別に会ってもらっても、その場で自分の強みをうまくアピールできなければ採用にはつながらないからです。OB・OG訪問で情報収集するという意識ではなく、面接の場と考えた方がよいでしょう。企業研究をしたり、質問内容を考えておくなど、十分に準備をしていきましょう。見込みがあると思ってもらえれば、就活に有利な情報を提供してくれることもあり得ます。

一次面接と二次面接で聞かれる質問は異なるのでしょうか

一次面接は短時間で印象付けを。二次面接はより深堀りした質問にも答えられるように

必須の内容となるのは「自己PR」と「志望動機」です。ただし、一次面接は採用の初期段階であり、選考対象も多くいます。集団面接であったり、一人一人に割り当てられる時間があまり多くありません。身だしなみ、立ち居振る舞いなど基本的なマナーをしっかりと押さえた上で、言いたいことをしっかり伝えられるようにしましょう。

選考が進むと二次面接が行われます。このときの面接官は担当部署や関連事業の責任者クラスの社員という場合もよくあります。一次よりも突っ込んだ質問が予測されるので、自己分析をより深めておく必要があります。自己分析と企業研究を結び付け、その企業の求める人材であることを伝えられるように個性のある自己PRをしましょう。「入社したらどんな仕事がしたいか」「将来のビジョンは」などと聞かれることも多いようです。

オンライン面接で気をつけた方がよいことはありますか

通信環境はもちろん、背景の映り込みにも注意しよう

第一に、面接に集中できることが大前提となります。通信が途切れないよう安定した通信環境がある場所を選びましょう。雑音が入らないことも大切です。家族と住んでいる場合は自室で行い、面接中であることを事前に伝え、途中で入室されないようにしておきましょう。学校に自習室などがあれば利用してもよいでしょう。

背景は無地の壁が理想。周囲に余計なものがあると面接の内容に集中してもらえなくなる可能性があります。メモや筆記用具以外は片付けておきましょう。

対面の面接と同様の服装で臨みます。上半身しか映らないからと、パジャマや部屋着のズボンなどで面接に臨むのはやめましょう。身だしなみを整えようとする意識は、少なからず面接にも影響しますし、逆に後ろめたいことがあると集中力をそぐ要因にもなります。上下とも、きちんとした服装で身を固めておきましょう。

筆記試験の対策を教えてください

慣れが大切。事前に模擬問題や過去問を解いて練習しておこう

選考に筆記試験を設けている会社も多くあります。志望企業が筆記試験の内容について公表しているのであれば、どんな問題が出るかをチェックして、できる限りの対策をしておきましょう。

また、制限時間内に終わらせられなかったという失敗もよくあります。短い時間で問題を解くためには慣れが必要です。事前に対策本の模擬問題をできるだけたくさん解いて練習しておきましょう。

合格のボーダーラインは、筆記試験をどの程度重視しているかによるので、企業によって異なります。できるだけ高い点を取れるようにしておくしかありません。

なお、マイナビ2026「適性検査対策WEBテスト」でも、練習問題を解いたり、全国一斉WEB模擬テストが受けられるので活用しましょう。

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