フィットネスクラブの利用者は回復。低価格の小型店舗が増える
経済産業省の特定サービス産業動態統計によると、2023年度のフィットネスクラブの売上高は、前年度比4.2%増の2,827億円と3年連続で増加した。延べ利用者数は同3.3%増の2億2,010万人だ。
フィットネスクラブはトレーニングマシン、プール、サウナなどを備えた総合型スポーツクラブと、マシンだけを備えた小型施設に分けられる。近年は毎月一定額を支払う割安なクラブが増え、サポート付きの高価格型と二極化が進む。低価格型は無人運営や24時間営業が可能な業態のため、フランチャイズ方式で全国展開する企業も出てきている。